現金を他の口座に送金する「振込」。
銀行によっては500円以上の手数料が発生する場合もありますよね。
それほど大金では無い為、ついつい払ってしまいがちです。しかし年間にすると500円×12ヶ月で6,000円にもなってしまいます。
「料理教室の受講料とか、引き落としにすればいいんだろうけど、手続きがめんどくさくてついつい銀行振込にしちゃうのよね・・・。」
「ネット通販でデビットカードが使えない商品は、銀行振込かコンビニ払い、代引きでしか買えないのよね…。それぞれに手数料が発生するのはもったいないなぁ・・・。」
月々の支払いであれば、引き落としにするのが一番手っ取り早いです。
しかし手続きがめんどくさいのと、手続きをしてから、引き落としされるまで数カ月待つ必要がある等の問題があります。
ネット通販でデビットカードが使えず、結局銀行振込などの手数料が発生する支払い方法を選択するしかない状況もあるでしょう。
デビットカードの中には、他の銀行への振込手数料を無料にしてくれるサービスがあることを知っていますか?^ ^


ここでは、振込手数料がお得になるオススメのデビットカードを紹介していきます!
さっそくまいりましょう!
振込手数料を抑えられるデビットカードはおトク度最強!
他行宛銀行振込を、したことがある方ならご存知だと思いますが、手数料はATMの時間外手数料よりも若干高めです。
中には650円(税込)という手数料の銀行もあります。
手数料を仮に660円(税込)した場合、1年間では7,920円(税込)の手数料が必要なことになります。

他にも同じ銀行グループの本店支店宛の振込でも手数料が発生する銀行も。
ただお金を送金するだけなのに、高額な手数料が発生するのはまさに「無駄な出費」と言えますね。
ネット通販の支払いで、デビットカードが使えない場合、銀行振込か代金引換(代引き)、コンビニ払いなどで支払わなくてはなりません。
しかしどの支払い方法も手数料がかかってしまい、商品本来の価格よりも高くなってしまうことに・・・。
そこで注目したいのが、振込手数料を無料にできる特典が付いたデビットカードです。
各デビットカードの振込手数料を徹底比較!
デビットカードの中でも特に発行枚数が多いカードを中心に、振込手数料をまとめました。
※インターネットバンキング経由、ATM経由の中で最も安い手数料を表記しています。
セブン銀行デビットカード

通常時振込手数料 | |
セブン銀行口座宛 | 7:00〜19:00:54円 19:00〜7:00:162円 |
他行口座宛 | 一律216円 |
振込手数料特典
セブンイレブンやデパートなどに設置されているセブン銀行ATMから振込可能。
楽天銀行デビットカード

通常時振込手数料 | |
楽天銀行口座宛 | 無料 |
他行口座宛 | 3万円未満:165円 3万円以上:258円 月に最大3回まで無料!(ランクに応じて異なる) |
振込手数料特典
デビットカード利用額を含む取引内容によってランクが変動
三菱UFJ銀行デビットカード

通常時振込手数料 | |
三菱UFJ銀行口座宛 | 同店宛:無料 他店宛:108円 |
他行口座宛 | 3万円未満:270円 3万円以上:432円 |
振込手数料特典
日本全国に支店がある事や、メガバンクである為、振込先口座が三菱UFJ銀行である場合が多い。
住信SBIネット銀行デビットカード

通常時振込手数料 | |
住信SBIネット銀行本支店口座宛+三井住友信託銀行口座宛 | 無料 |
他行口座宛 | 158円:月2回〜15回まで無料(ランクに応じて異なる)振込手数料特典 |
振込手数料特典
デビットカード利用金額を含む銀行取引内容によってランクが変動する。
ジャパンネット銀行デビットカード

通常時振込手数料 | |
ジャパンネット銀行口座宛 | 54円 |
他行口座宛 | 3万円未満:172円 3万円以上:270円 |
振込手数料特典
インターネットバンキング・コンビニATM等で振込手続き可能
ソニー銀行デビットカード

通常時振込手数料 | |
ソニー銀行口座宛 | 無料 |
他行口座宛 | 月1回まで無料 2回目以降220円(税込) |
振込手数料特典
インターネットバンキング・コンビニATM等で振込手続き可能。
スルガ銀行デビットカード

通常時振込手数料 | |
スルガ銀行本支店口座宛 | インターネットバンキング経由で無料 |
他行口座宛 | インターネットバンキング経由 1万円未満:220円(税込) 1万円~3万円未満:330円(税込) 3万円以上:440円(税込) |
振込手数料特典
無し
イオン銀行CASH+DEBIT

通常時振込手数料 | |
イオン銀行口座宛 | インターネットバンキン経由で無料 |
他行口座宛 | 216円:月1回無料(ランクに最大月5回まで無料) |
振込手数料特典
- デビットカード発行でランクアップに必要な得点10P加算
- 利用金額に応じて10P~100P加算
振込手数料が完全無料になるデビットカードは無い
一覧表を見てもらえばわかると思いますが、他行口座宛の振込手数料は完全無料にすることは出来ません。
月〇回まで無料や、当行宛のみ無料など条件付きで振込手数料が無料になるカードばかりです。

中には、貯蓄額300万円以上ないと振込手数料が無料にならない場合もあります。
では、どのカードが一番振込手数料を抑えることが出来るのでしょうか?
次の項では、振込手数料が最もお得なデビットカード3種類を紹介していきます。

他行宛振込手数料の安さで選ぶなら!おすすめデビットカード3選
他行宛振込手数料の安さで選ぶなら、以下の3枚がオススメです。
- 楽天銀行デビットカード
- 住信SBIネット銀行デビットカード
- 三菱UFJ銀行デビットカード
楽天銀行デビットカード

年会費 | JCB:永年無料 VISAベーシック:永年無料 シルバーデビット(2,160円) ゴールドデビット(5,400円) |
ブランド | VISA・JCB |
還元率 | 1.0〜15.0% |
付帯サービス | 不正利用補償 海外ショッピングガード保険(シルバー&ゴールド) 国内外旅行傷害保険(ゴールド) |
振込手数料 | 【楽天銀行口座宛】 無料 【他行口座宛】 3万円未満:165円/3万円以上:258円 月に最大3回まで無料(ランクに応じて異なる) |
ポイントといえば楽天、楽天といえばポイントと言われるほどポイント還元率サービスに強みを持ったデビットカードですっ( ^∀^)
楽天グループのサービスを利用することによってポイント還元率が上昇し、最大で15%の還元率になります。
まれに期間限定で、ポイントアップサービスがあり、期間限定サービスでは20%以上の還元率になる場合もあります。
楽天銀行デビットカードは、振込手数料無料回数が楽天銀行の取引内容に応じてアップします。
最大で月3回まで無料になります!

さらに、取引内容に応じて楽天スーパーポイントも貯まりますよ♪
また、ATM手数料も同様で最大で月7回まで無料で利用できます。

ハッピープログラムというランクアップシステムがあり、楽天銀行の取引によってランク決定します。
ランクアップに必要な取引やサービスでの楽天スーパーポイントについては以下のページを参照してくださいね♪
>>楽天銀行デビットカードのハッピープログラムについてはこちら
“楽天スーパーポイントを振込手数料の支払いに使えるのね!”
住信SBIネット銀行デビットカード

年会費 | 永年無料 |
ブランド | VISA |
還元率 | ポイント付与:0.6% |
付帯サービス | 不正利用補償 |
振込手数料 | 【住信SBIネット銀行本支店口座宛+三井住友信託銀行口座宛】 無料 【他行口座宛】158円 月2回〜15回まで無料(ランクに応じて異なる) |
ネット銀行大手の住信SBIネット銀行は、ランク制で他行口座宛振込手数料の無料回数が決まります。
ランクは銀行取引の利用状況に応じて1~4までのランクが決まります。
ランクと取引状況は以下の表を確認してくださいね。
【ランク】
ランク | |||||
ランク4 | ランク3 | ランク2 | ランク1 | ||
ATM手数料 | 預入れ | 無制限で無料 | |||
引出し | 月15回で無料 | 月7回で無料 | 月5回で無料 | 月2回で無料 | |
当行の口座宛振込手数料 | 無制限で無料 | ||||
他行宛振込手数料 | 三井住友信託銀行 | 無制限で無料 | |||
上記以外 | 月15回で無料 | 月7回で無料 | 月3回で無料 | 月1回で無料 |
三菱UFJ銀行デビットカード

年会費 | 1,080円(初年度無料) |
ブランド | VISA・JCB |
還元率 | VISA:キャッシュバック(0.2%) JCB:ポイント(0.3〜0.5%) |
付帯保険 | VISA:ショッピング保険(海外)、不正利用補償 JCB:旅行保険(海外・国内)、ショッピング保険(海外)、不正利用補償 |
振込手数料 | 【三菱UFJ銀行口座宛】 同店宛:無料/他店宛:110円 【他行口座宛】 3万円未満:270円/3万円以上:440円 日本全国に支店がある事や、メガバンクである為、振込先口座が三菱UFJ銀行である場合が多い |
日本三大メガバンクの一つである三菱UFJ銀行が発行しているデビットカードは他行宛振込手数料こそ、270円となっていますが、同行他店宛では110円(税込)という安さで振込が可能です。
三菱UFJ銀行の振込手数料は、ネット銀行等に比べると少々割高のように思えます。
しかしメガバンクであるというメリットは振込手数料にも影響を与えていることをご存知ですか?
大手通販会社のほとんどは、銀行振込先をメガバンクに指定してある場合が多いです。
三菱UFJ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行の三行の中でも三菱UFJ銀行は民間寄りのサービスが多い為、振込先の銀行口座に指定される確率がとても高いのです。
このメリットを利用すれば、他行宛振込手数料を無料にするよりも、簡単に振込手数料を節約できるという訳です。
先に紹介したネット銀行二行は、取引内容に応じて振込手数料が複数回無料になります。
しかし、通販業者等の振込先口座にはあまり指定されません。
振込手数料無料という言葉に踊らされることなく、トータルコストパフォーマンスを見てデビットカードは選ぶべきなのです。
三菱UFJ銀行デビットカードは、振込手数料を節約できるというメリットの他に、ATM手数料も節約できるというカードなのを知っていますか??
三菱UFJ銀行は全国に支店やATMがあります。

平日土日にかかわらず8:45~21:00まではATM手数料が完全無料です。

また提携している金融機関も多く、平日のみではありますが、8:45~18:00までが手数料無料で利用できます。(一部金融機関は引出しのみ対応)
コンビニでは手数料がかかってしまう為、自分の生活圏の中にある三菱UFJ銀行の支店やATM、提携金融機関の場所を把握しておくことが一番の節約になるという事です。

提携している金融機関は以下を参照してください。
<ATM入出金手数料8:45~18:00まで無料>
- 三菱UFJ信託銀行
- 中京銀行
- 徳島銀行
- 香川銀行
- 大正銀行
- イオン銀行
<ATM出金手数料8:45~18:00まで無料、預入は不可>
- 十六銀行
- 愛知銀行
- 名古屋銀行
- 百五銀行
- JAバンク
まとめ【振込手数料が無料になるデビットカード徹底比較】
デビットカードの利用で振込手数料が無料になるデビットカードについて解説してきました。
他行宛振込手数料が完全無料になるデビットカードは存在しません。
取引内容に応じて月〇回まで無料という場合がほとんどです。
今回紹介したデビットカードは、振込手数料自体が安く、無料回数も取引内容に応じて増加していくものばかりです。
完全無料という観点で考えると、他行宛振込先自体が、自分の口座がある銀行の場合が最も手数料がかかりません^ ^
そういった意味では、メガバンクである三菱UFJ銀行デビットカードは、他支店宛手数料が110円(税込)ですので、かなり手数料を節約できます。

三菱UFJ銀行のデビットカードは年会費が初年度無料、2年目以降は1,100円(税込)ですが、条件付きで無料になります(๑>◡<๑)
振込手数料を節約する目的で作っても十分1,000円の元は取れますし、普段使いで使っても十分な機能を備えています。
ネット銀行のデビットカードは、取引内容に応じて振込手数料の無料回数が多くなるイメージがありますが、振込先に指定されることはほとんどありません。
その為、無料回数があったとしてもすぐに使ってしまうというケースがほとんどです。
トータル的なコスパを考えてメガバンク三菱UFJ銀行デビットカードをオススメしますよ♪
フェイシャルエステでの契約代とか、ネット通販での支払いでよく振込を使うし、無料にできるのはチョー嬉しい!