デビットカードには利用限度額がある?デビットカードは使いすぎの心配ゼロな理由を紹介!

「デビットカードってクレジットカードみたいに利用限度額があるのかな気になる・・・」

「デビットカードは節約にも便利って聞くけど、利用限度額の設定ってできないのかな??

「海外旅行とかの旅費をデビットカードで支払いたいけど、限度額がオーバーして支払いできないのよね~。利用限度額が高めのデビットカードってないの??」

クレジットカードやカードローンには、利用限度額が設定されています。

年収の何%までなど、カード会社によってもさまざまです。

デビットカードを発行する際には、審査が必要ありません。

利用限度額の設定なども、デビットカード申込書に記入する場所はありません。

あまり情報がないデビットカードの利用限度額。

デビットカードの利用限度額を知れば、節約だけでなく、よりデビットカードを使いこなせるようになりますよ♪

桜井エミ
こんにちは!デビットカード愛用歴5年、当サイト管理人の桜井エミです^ ^

デビットカードの利用限度額について疑問に思うことはありますよね?

実は、デビットカードには2種類の利用限度額があるんです。

桜井ユキ
おねーちゃーん!2種類の限度額????

どういう意味??

桜井エミ
そうよね。2種類とカンタンにいってもどんな限度額の種類なのかわからないわよね。

今日はデビットカードの限度額について徹底的に教えていくわね♡

桜井ユキ
うん!ユキ、デビットカードにくわしくなる!

今回は、デビットカードの利用限度額について徹底的に解説していきます。

それでは、さっそく本編に入っていきましょう!

デビットカードには利用限度額があるの?

結論からいうとデビットカードには利用限度額があります。

デビットカードの限度額には、大きく分けて2種類の限度額があり、それぞれの意味が違うんです。

デビットカードの限度額
  • 口座残高による利用限度額
  • 自由に設定できる利用限度額
以下では、この2つの違いを説明していきますね( ^∀^)

デビットカードの利用限度額は「銀行口座の残高内」まで

原則としてデビットカードは、銀行口座の残高から直接取引相手(ショップなど)に決済ができるカードです。

従って、口座残高にお金が無ければ、支払いをすることはできません。

銀行口座に20万円残っていれば、利用できる限度額は20万円ということです。

クレジットカードのように、限度額いっぱいまで買い物をしてしまうと、イコール口座のお金を使い果たすということになりかねません。

口座残高を超える支払いはできないため、物理的な意味での限度額は「銀行口座の範囲内」ということになりますよ^ ^

ポイント
物理的な限度額は銀行口座の残高になる。
桜井ユキ
限度額っていうけど、口座にお金が無かったらデビットカード自体使えないっていうことね!なるほど♪

ただし!利用限度額には上限がある!

口座残高の現金はあくまでも物理的な限度額です。

デビットカードにはそれぞれ個別に設定された利用限度額があります。

1回、1日、1ヶ月での限度額が決められており、それぞれの限度額を超えると決済に利用できなくなってしまいます( ;  ; )

また、ショッピング限度額以外にも限度額があります。

それが海外現地通貨の引出し額です。

1回と1日が同額、1ヶ月の限度額は1日の限度額×30が相場です。

海外現地通貨の引出しにも限度額があるため、計画的に海外での現地通貨調達を行なう必要がありますよ。

ポイント
  • 1回、1日、1ヶ月での限度額が決められている
  • ショッピング利用だけではなく海外現地通貨の引出しにも限度額が決められている
桜井ユキ
限度額ってやっぱりあったんだ!海外の現地通貨引出しにも限度額があるのね~。海外旅行の時には注意しなくちゃ!

1回、1日、1ヶ月で利用できる限度額は自由に設定(変更)することが可能

各デビットカードの利用限度額は、1回、1日、1ヶ月の範囲で決められています。

枠内であれば自由に設定することが可能です。

ここでは、利用限度額の設定について解説していきますね( ^∀^)

海外現地通貨の引出し限度額も自由に設定可能

海外現地通貨の引出しにも限度額があります。

ほとんどのデビットカードは、1回と1日が10万円、1ヶ月は300万円に設定されています。

この範囲内であれば自由に設定変更が可能です。

注意してほしいのは、デビットカードを使って海外の現地通貨を引き出した場合、1回あたり手数料が発生してしまいます。

日本のATMでは一回当たり110円~220円(税込)程度の手数料ですが、海外の場合は、引き出す金額自体に%がかかります。

国際ブランド毎に為替手数料が異なるほか、発行している金融機関によっても手数料が異なり、平均すると3.5%~5.0%の手数料です。

限度額の10万円分の現地通貨を引き出すとなると、手数料だけで10万円×3.5%~5.0%=3,000円~5,000円かかるというわけなんです( ;  ; )

引出し手数料の負担がかなり大きいため、計画性を持った現地通貨調達が必要になりますよ。

ポイント
  • 海外現地通貨の引出し限度額は1回と1日で10万円、1ヶ月で300万円がほとんど
  • 海外現地通貨の引出し手数料は、調達する金額の%で決まる
えみ
手数料って日本にいる時にはそれほど負担にならないけど、海外で使うと5,000円くらいになるというわけね。

デビットカードの限度額を設定するメリット

デビットカードの限度額を設定すると、節約に対する意識が良い面に働くというメリットがあります。

特に、社会人1年生や大学生で生活費をアルバイトで賄っているようなタイプには、とても便利な機能です。

桜井ユキ
わーユキは来年から一人暮らしを始めるから、生活費の節約のために限度額を設定した方良さそうだね♡

例えば、お酒を飲む席では気が大きくなりがちです。

いつもはお金の使い方に気を付けているつもりでも、お酒が入ることでついつい飲み代の支払いをしすぎることもあります。

デビットカードの利用限度額を低めに設定しておけば、支払いたくても支払うことができません。

1ヶ月の利用限度額も工夫次第では、節約生活が身につきますよ♪

桜井ユキ
ユキ節約生活身に付けたい!
桜井エミ
そうね。ユキはお金の管理を徐々に覚えていかないとね。

電気代や水道代などの引き落としに利用できるデビットカードも増えてきたため、節約が更にしやすくなりました。

限度額を意識して、賢いお金のやりくりを身につけることができちゃいますよ( ^∀^)

ポイント
  • 限度額設定は1回、1日、1ヶ月で設定可能
  • 1ヶ月の利用限度額を目標とする生活費にしておけば、節約志向が高くなる
桜井ユキ
お酒とデビットカードって、結構最高の組み合わせじゃない?

お金が無かったら、お店のはしごもできないから、二日酔いの心配をしなくて良いかも!

デビットカードの利用限度額をまとめてみた

ここでは、各デビットカードの利用限度額を一覧表でまとめました。

デビットカード選びの参考にしてくださいね(^ ^)

住信SBIネット銀行ミライノデビット

1回最大利用限度額 200万円
1日最大利用限度額 200万円
1ヶ月最大利用限度額 1000万円
1回最大海外現地通貨引出し限度額 10万円
1日最大海外現地通貨引出し限度額 100万円
1ヶ月最大海外現地通貨引出し限度額 300万円

三菱UFJ銀行デビットカード

1回最大利用限度額 200万円
1日最大利用限度額 200万円
1ヶ月最大利用限度額 1000万円
1回最大海外現地通貨引出し限度額 10万円
1日最大海外現地通貨引出し限度額 10万円
1ヶ月最大海外現地通貨引出し限度額 300万円

みずほ銀行「みずほJCBデビット」

1回最大利用限度額 200万円
1日最大利用限度額 200万円
1ヶ月最大利用限度額 250万円
1回最大海外現地通貨引出し限度額 利用不可
1日最大海外現地通貨引出し限度額 利用不可
1ヶ月最大海外現地通貨引出し限度額 利用不可

楽天銀行デビットカード(JCB)

1回最大利用限度額 1000万円
1日最大利用限度額 1000万円
1ヶ月最大利用限度額 1000万円
1回最大海外現地通貨引出し限度額
1日最大海外現地通貨引出し限度額 20万円
1ヶ月最大海外現地通貨引出し限度額

セブン銀行デビットカード

1回最大利用限度額 200万円
1日最大利用限度額 200万円
1ヶ月最大利用限度額 1000万円
1回最大海外現地通貨引出し限度額 10万円
1日最大海外現地通貨引出し限度額 10万円
1ヶ月最大海外現地通貨引出し限度額 200万円

ソニー銀行デビットカード

1回最大利用限度額
1日最大利用限度額 200万円
1ヶ月最大利用限度額 1000万円
1回最大海外現地通貨引出し限度額
1日最大海外現地通貨引出し限度額 100万円
1ヶ月最大海外現地通貨引出し限度額 100万円

利用限度額が高く、スペックも高いデビットカードはコレ!

続いて、利用限度額設定幅が広く、スペック的にも高いオススメのデビットカードをまとめました♪

おすすめのデビットカードは次の3種です!

おすすめのデビットカード3種
  • 三菱UFJ銀行:三菱UFJ-JCBデビット
  • 住信SBIネット銀行:ミライノデビット(MasterCard)
  • ソニー銀行:SonyBankWallet
それぞれのカードのおすすめポイントは、以下でくわしく紹介しています。

ぜひ参考にしてみてくださいねっ(^ ^)

三菱UFJ銀行:三菱UFJ-JCBデビット

日本3大メガバンクの1つである三菱UFJ銀行から発行されているJCBブランドのデビットカードです♪

カード名称 三菱UFJ-JCBデビット
発行金融機関 三菱UFJ銀行
国際ブランド JCB
カード種類 デビットカード単体型
初年度年会費(税込) 0円
2年目~年会費(税込) 1,100円
年会費無料条件
  • 前年利用額10万円以上で年会費無料
  • 本人会員の年齢が15歳~23歳
発行期間 1週間~10日程
1日の最大利用限度額 200万円(0円~200万円まで設定可能)
審査 原則なし
入会資格年齢 15歳以上(中学生を除く)
不正利用時の補償 有り
ショッピング保険 有り
旅行傷害保険 有り

付帯保険の補償内容

【不正利用時の補償】

申告日を含み60日前までさかのぼって被害額を補償

【ショッピング保険(海外のみ)】

購入日から90日間、万が一の事故や盗難などによる損害を年間で最大100万円

【旅行傷害保険】

傷害による死亡・後遺障害 国内・海外共に最高3000万円
傷害による治療費用 (海外のみ)100万円限度
疾病による治療費用 (海外のみ)100万円限度
賠償責任 (海外のみ)2,000万円限度
携行品の損害
(年間100万円限度)
(自己負担額1事故3,000円
(海外のみ)保険期間中100万円限度
※1旅行(年間20万円限度)
※自己負担額 3,000円(1事故につき)
救援者費用等 (海外のみ)100万円限度

利用限度額

1回最大利用限度額 200万円
1日最大利用限度額 200万円
1ヶ月最大利用限度額 1000万円
1回最大海外現地通貨引出し限度額 10万円
1日最大海外現地通貨引出し限度額 10万円
1ヶ月最大海外現地通貨引出し限度額 300万円

1ヶ月の利用限度額が1000万円まで設定可能です。

海外現地通貨の引出しは1回と1日で10万円、1ヶ月間では300万円までの範囲で設定可能です。

オススメポイントは、次のとおりです。

オススメポイント
  • ATM手数料を節約できる
  • ポイントは他の有名ポイントに交換可能なOkiDokiポイント
  • 付帯保険が充実している
特にオススメなのが、ATM手数料を節約できる点です。

デビットカードは単体型のため、直接は関係ありませんが、キャッシュカードを使って現金を引出す際の手数料無料時間が他のカードに比べて長いです。

平日土日にかかわらず朝8:45~夜21:00まで無料です!

これはめちゃくちゃお得ですよね♪

メガバンクであるため、日本全国どこにでもATMが設置されています。

海外での利用に限らず、日本国内でも得したいのであればオススメの一枚ですよ♡

住信SBIネット銀行:ミライノデビット(MasterCard)

ネット銀行大手の住信SBIネット銀行から発行されている、MasterCardブランドのデビットカードです!

発行金融機関 住信SBIネット銀行
国際ブランド MasterCard
カード種類 デビットカード&キャッシュカード一体型
初年度年会費(税込) 0円 11,000円
2年目~年会費(税込) 0円 11,000円
年会費無料条件 無し
発行期間 最短5日
審査 原則なし
入会資格年齢 15歳以上(中学生を除く)
ポイント還元率 0.8% 1.0%
審査 原則なし
入会資格年齢 15歳以上(中学生を除く)
振込手数料無料特典 ランクによって月最大15回まで無料
提携ATM手数料無料特典 ランクによって月最大15回まで無料

利用限度額

1回最大利用限度額 200万円
1日最大利用限度額 200万円
1ヶ月最大利用限度額 1000万円
1回最大海外現地通貨引出し限度額 10万円
1日最大海外現地通貨引出し限度額 100万円
1ヶ月最大海外現地通貨引出し限度額 300万円

オススメポイントは、次のようなものがあげられます♪

ポイント
  • 米ドル決済を行なった場合、年30回まで手数料をキャッシュバックされる
  • ハイグレード版のPLATINUMランクの付帯保険が充実している
米ドルだけですが、外貨預金にも対応しています。

海外旅行などで支払う為替手数料などが、年30回までキャッシュバックされます。

さきほども述べたように、デビットカードの海外利用手数料は高いです。

このカードがあれば、年間で30回まで、支払った手数料をキャッシュバックしてくれるんです(^ ^)

PLATINUMランクのデビットカードは年会費こそ10,000円を超えていますが、付帯保険の充実ぶりは全デビットカードの中でもTOPランクの補償内容となっています。

海外渡航で不安を覚えている人にオススメの一枚ですよ♪

ソニー銀行:SonyBankWALLET

ネット銀行からもう一枚、ソニー銀行から発行されているデビットカード「SonyBankWALLET」がオススメです♡

発行金融機関 ソニー銀行
国際ブランド VISA
カード種類 デビットカード&キャッシュカード一体型
初年度年会費(税込) 0円
2年目~年会費(税込) 0円
年会費無料条件 無し
発行期間 最短5日
審査 原則なし
入会資格年齢 15歳以上(中学生を除く)
不正利用時の補償 有り
ショッピング保険 購入日から60日間・最50万円・自己負担額5,000円
旅行傷害保険 無し

オススメポイントは、次のとおりです。

オススメポイント
  • 外貨10種類に対応している
  • キャッシュバックは最大0%の還元率
外貨預金残高があると、海外旅行で預金している通貨が手数料無料で使えます。

SonyBankWALLETでは外貨残高さえあれば、ショッピングは手数料無料、ATMでの現地通貨引出しには1.76%+ATM手数料(ATMによって異なる/無料もある)という格安での利用が可能です。

限度額も100万円とかなり高めに設定可能です。

キャッシュバック還元率の基本は0.5%ですが、取引内容によって最大2.0%までアップさせることができますよ(๑>◡<๑)

ただし、最大還元率である2.0%になるためのハードルが高すぎるため、現実的な還元率は0.5%です。

0.5%の還元率でも、キャッシュバック系デビットカードの中では高い還元率の部類に入ります。

海外現地通貨の引出し手数料など、海外での利用をメインにしている人にオススメの一枚です!

【注意!】デビットカードの利用限度額を超えた場合、支払いができなくなる?

利用限度額を自由に設定できて、お金の管理に便利なデビットカードですが、限度額を超える支払いはできません。

利用限度額は自由に設定できる分、設定した限度額を頭に入れておかないと、支払いが必要な時にできなくなるケースもあります。

例えば、節約のために1日の利用限度額を1万円に設定したとします。

日中は、お昼ご飯の支払いや休憩中のカフェなどの支払いをデビットカードで行ないました。

仕事終わりに友達から急に連絡があって飲みに行くことになりました。

しかし・・・、手持ちの現金はありません。

デビットカードの限度額を1万円に設定していたのを忘れて、デビットカードだけを持って出かけました。

楽しいひと時を過ごし、さてお会計という時に「あれ?支払い不能になってる!」という事態になりますよね。

桜井ユキ
わおーーー・・・、最悪な結末だ・・・。
桜井エミ
そうそう。限度額の設定には注意が必要というわけよ。

節約のつもりで設定した金額が、自分の首を絞めることになってしまいました。

デビットカードの利用限度額は基本的にインターネットから自由に設定可能な上、即時反映されるカードが多いです。

しかし中には営業時間外の変更は、翌日に設定額が変更になる場合があるため注意が必要です。

上限額の設定で後悔しないためには、デビットカードの発行元からリリースされているスマホアプリや、利用金額を通知してくれるメールサービスなどを利用して、限度額残高の確認をオススメしますよ♪

まとめ【デビットカードの利用限度額は銀行口座残高内まで!使いすぎの心配なし】

デビットカードの利用限度額について解説してきました。

今回の記事のおさらいです。

デビットカードの限度額には次の2種類があります。

デビットカードの限度額
  • 口座残高という物理的な限度額
  • 金融機関ごとで決められた利用限度額
ショッピング限度額の他には、以下のものもあります。

  • 海外現地通貨引出し限度額

利用限度額が高く、スペックも高いオススメのデビットカードは、次の3枚ですっ♪

デビットカードの限度額で注意すべき点は、利用限度額を超えた場合、カードとしては全く使えないこと。

デビットカードの限度額の仕組みを知れば、デビットカードをより有効的に活用できます。

節約の意識を高めることにも繋がるため、自分が持っているデビットカードの限度額設定をしてみることをオススメします♪