「卒業旅行でグアムに旅行へ♡」
「海外留学が決まったー!」
大学仲間との卒業旅行や、在学中の海外留学をしようと思う女子は結構多いはず。
海外旅行や、海外留学って、ドキドキワクワクが止まりませんよね!♡
ただ、その一方で海外に対するネガティブなイメージを持つ方もいるのではないでしょうか?
- 海外は治安が悪くて現金を持っていたらスリとかに遭いそう・・・。
- キャッシュレスが便利って聞くけど学生だからクレジットカードは申し込めないし・・・。
- クレジットカードがあっても海外だとスキミング詐欺とかあるみたいだし、うかつに買い物ができないかも(;ω;)
- デビットカードだったら海外でも使えるから便利だけど、種類が多すぎてどれが良いのか迷っちゃう。
などなど。
挙げればきりがないほどです。
そんな不安に押しつぶされそうな女子の皆さんに朗報ですっ♪
今回のお題は「海外旅行や留学にオススメのデビットカード」です!
現在発行されているデビットカードは40種類以上。
デビットカードは、審査なしで高校生や学生でもカンタンに申し込みをすることができます♪
海外旅行や留学に行くため、デビットカードを発行したいと考えているそこのあなたっ!


今度の夏休みに友達とバリに行く計画を立てているの。
海外で現金を持っていると危険らしいし、そもそも現地通貨での支払いなんてユキ計算できないよー!
海外旅行用にデビットカードを作りたいんだけど、どのカードがおすすめなのかまったくわかんない・・・。

今日は海外に強いデビットカードを選ぶポイントを教えるから、ユキも一緒に覚えていこうね♡
ここでは、その中から海外利用に強いデビットカードの選び方を徹底的に解説していきますよ♪
海外利用時の注意点についても説明していきますので、合わせてお読みくださいね(^ ^)!
初めての海外旅行や留学に便利なデビットカードを選ぶポイント
海外旅行や留学などで活躍してくれるデビットカードを選ぶポイントは以下です。
- Visaブランドのデビットカード
- 大手銀行から発行されているデビットカード
- 付帯サービス(保険)が充実しているカード
- 現地通貨をATMから引き出す際の手数料が安いデビットカード
- 安全性の高いデビットカード
Visaブランドのデビットカード
日本国内ではVisaとJCBの国際ブランドが冠されたデビットカードが発行されています。

国際ブランドというのは、決済技術を提供しているグローバルな会社のことで、クレジットカード会社ではありません。
電子決済の技術を提供している企業のことを国際ブランドといいます。

国際ブランドの中でもVisaは世界一の加盟店数3850万店を誇ります。
対してJCBも健闘はしていますが、2500万店に留まっており、その違いが分かりますね。
JCBでは日本国内ではシェア率がVisaと同等ですが、世界規模で見ると1000万店以上の差があります。
海外でデビットカードを使うなら、Visaブランドの方が利用できる店舗が多いということですね。

海外旅行にちょー便利♡
大手銀行から発行されているデビットカード
地方銀行が発行しているデビットカードや、ネット銀行が発行しているデビットカードでも魅力的なカードは多いです。
大手銀行から発行されているデビットカードは海外に支店が多いため、万が一紛失や盗難に遭った時でも安心できます。
普段使いの時でも、みずほ銀行や三菱UFJ銀行などの大手銀行から発行されているデビットカードは利便性が高いです。

特にATM手数料の節約は大手銀行の方が優れています。
ATM手数料は平日昼間が無料、土日祝日は108円~216円程度かかります。
コンビニのATM手数料は、平日昼間でも108円~216円、土日祝日では300円を超える場合も。
大手銀行は全国に支店があり、市街地などではATM手数料を気にすることなく利用できるメリットがあります。
海外での利用だけに特化しているカードを選ぶのも良いですが、普段使いでも得をしたいと考えているのであれば大手銀行のデビットカードをオススメします。

付帯サービス(保険)が充実しているカード
クレジットカードには基本付帯している不正補償や海外ショッピングカード保険、国内外旅行傷害保険。
デビットカードのほとんどは、不正利用補償のみという場合がほとんどです。
デビットカードの中には、クレジットカードに付帯している海外ショッピングガード保険や、国内外旅行傷害保険も付帯しているカードがあります。
旅行中の万が一に対応できるカードの方が安心ですね。

万が一怪我や病気とかしたら莫大な請求をされるって聞いたことがあるわ。
現地通貨をATMから引き出す際の手数料が安いデビットカード
海外旅行や留学中で困るのが現地通貨の引き出しです。

いくらVisaブランドのデビットカードでも現金が必要になる場合(チップなど)は多いですよね。
そんなときに現地通貨を両替商などで手に入れるとなると、両替手数料(ため替手数料など)が発生します。
本来のため替手数料に加えて両替手数料なども加算される場合があるため、少し割高になってしまいます。
デビットカードは海外のATMで現地通貨を引き出すことができます。
ただしデビットカードによってはATM手数料やため替手数料、事務手数料などが加算される場合もあります。
この現地通貨を引き出す際に必要な手数料が安いデビットカードも選ぶポイントですよ。

ATMで現金を引き出せるなら便利よね♪
安全性の高いデビットカード
治安の悪い国で最も重視したいのがカードの安全性です。
観光客に人気のアメリカやフランスでも地域によっては治安が悪い国もあります。
最近ではハワイ旅行中に、公衆トイレで殴打された事件や、ダイアモンドヘッドで殴打された上にバッグを強奪される事件も起こっています。
スリや置き引き、強盗はもちろん、カード情報を抜き取られるスキミング詐欺などにも対策しなければいけません。
決済時に二段階認証や三段階認証といった、カードだけでは決済が完了しないデビットカードがオススメです。
カードを利用する際に、スマホなどと連携したり、暗証番号を入力したりするなどの認証方法が有効です。カードを使ったタイミングでメールなどが送られてくるサービスもあります。

最近ではカードをスキャンするのではなく、専用端末にタッチするだけで決済が可能になる機能を持ったカードも登場しました。
海外では日本よりもカード犯罪が多いため、自己防衛がしやすいカードを選ぶことも重要ですね。
海外旅行(留学)でオススメのデビットカード3選
デビットカードの選ぶポイントを踏まえて、当サイトの管理人がオススメするデビットカードを3つ紹介していきます。
オススメは次の3枚です。
- 三菱UFJ銀行Visaデビットカード
- ソニー銀行デビットカード
- 住信SBIネット銀行デビットカード
1位.三菱UFJ銀行Visaデビットカード「三菱UFJ-Visaデビット」

年会費 | 1,080円(初年度無料) |
ブランド | VISA |
還元率 | 0.2%~0.4%(キャッシュバック) |
付帯サービス | 海外ショッピング保険、不正利用補償 |
国内・海外での利用限度額
国内での利用限度額 | |
1回最大利用限度額(引き出し) | 200万円(0円~200万円まで設定可) |
1日最大利用限度額(引き出し) | 200万円(0円~200万円まで設定可) |
1カ月最大利用限度額(引き出し) | 1,000万円(0円~1000万円まで設定可) |
海外での利用限度額 | |
1回最大利用限度額(引き出し) | 10万円(0円~10万円まで設定可) |
1日最大利用限度額(引き出し) | 10万円(0円~10万円まで設定可) |
1カ月最大利用限度額(引き出し) | 300万円(0円~300万円まで設定可) |
海外現地通貨引出しの際の手数料 | Visa基準レート+3.0%の事務手数料 |
銀行の規模
日本三大メガバンクの1つである三菱UFJ銀行は、日本全国に支店や提携金融機関を持つ巨大銀行です。
提携先の金融機関では平日8:45~21:00までのATM利用手数料が無料になります。(一部引き出しのみ無料の金融機関あり)提携している金融機関は以下です。
<ATM入出金手数料8:45~21:00まで無料>
- 三菱UFJ信託銀行
- 中京銀行
- 徳島銀行
- 香川銀行
- 大正銀行
- イオン銀行
<ATM出金手数料8:45~21:00まで無料、預入は不可>
- 十六銀行
- 愛知銀行
- 名古屋銀行
- 百五銀行
- JAバンク
付帯サービス
付帯保険は不正利用補償と国内外不正利用補償が付いてきます。
不正利用補償は年間で最大100万円まで補償されます。
銀行に連絡をしてから60日前まで遡り、その日以降に発生した損害が補償の対象です。
国内外ショッピング保険は、年間最大で100万円まで補償されます。
三菱UFJ-Visaデビットカードを使って購入した商品の破損や盗難を補償してくれます。
一つ注意したいのが1事故あたり5,000円の自己負担が必要な点です。
商品の値段によっては損をしてしまうので、保険を使う場合には金額を考えて申し込みましょう。
海外ATMで現地通貨を引き出す際の手数料
海外のATMではVisaのマークか、PLUSマークが付いた端末で現地通貨を引き出せます。
現地通貨を引き出す際には利用手数料として1回108円が発生するほか、ため替手数料と事務手数料としてVisaが定めるレート+3.00%が引き出し時にかかります。
利用限度額は自分で設定が可能ですが、上限は少し低めです。
1回と1日の上限は0円~10万円まで設定できます。
1ヶ月で300万円まで利用可能です。
しかし上限一杯10万円分の現地通貨を引き出すと、先ほどの手数料(108円+Visaレート+3.0%)を考えれば、10万円-{10万円×(3.0%+Visaレート%)}-108円=3,108円以上の手数料が発生します。
現地通貨を引き出す際には手数料の負担を考えて利用するようにしましょう。
安全性
三菱UFJ-Visaデビットはスマートフォンやパソコンからいつでも利用履歴が確認できる他、スマートフォンアプリ「MyMoney」を使えば、口座残高の確認や利用明細はもちろん、三菱UFJグループ各社の口座も確認できます。
スキミング対策として「VisaPayWave」を搭載している点もメリットです。

カードをスキャンする必要がなく、専用端末にタッチするだけで決済できます。
また、日本国内で唯一スマートウォッチ決済に対応しているデビットカードでもあります。
スマートウォッチはGarmin社製のスマートウォッチ決済が利用できます。
利用できる店舗はVisaPayWaveが使えるお店であれば世界各国で利用可能です。
現金を持ち歩かなくても、腕時計がお財布代わりになるということですね。

しかも対応してるのは三菱UFJ銀行だけなんだね!

2位.ソニー銀行デビットカード「SonyBankwallet」

年会費 | 永年無料 |
ブランド | VISA |
還元率 | 0.5%(キャッシュバック) |
付帯サービス | 海外ショッピング保険、不正利用補償 |
国内・海外利用限度額まとめ
国内でのキャッシュカード利用限度額 | ||
合算で1日あたりの限度額 | 初期設定額合算200万円迄 | 0円~200万円 |
Visaデビットの利用限度額 | ||
ショッピング(国内・海外) | ||
1日あたり | 初期設定額50万円 | 0万円~200万円 |
1ヶ月あたり | 初期設定額200万円 | 0円~1,000万円 |
海外現地通貨引出し限度額 | ||
1日あたり | 初期設定額10万円 | 0円~100万円 |
1ヶ月あたり | 初期設定額20万円 | |
海外Visa加盟店でのショッピング時手数料 | 外貨残高あり | 手数料0円 |
外貨残高無し | 100USDあたり15円 | |
外貨口座未開設 | 100USDあたり1.76USD | |
海外現地通貨引出し手数料 | 外貨残高あり | 1.76%+現地ATM手数料 |
外貨残高無し | 1.76%+現地ATM手数料+ソニー銀行ため替コスト | |
外貨口座未開設 | 1.76%+現地ATM手数料+海外ATM手数料216円/回 |
※外貨は米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン・香港ドル・南アランド・スウェーデンクローナの10通貨が対象
銀行の規模
ネット銀行大手のソニー銀行から発行されているデビットカードです。
ネット銀行であるため、普通の金融機関のように窓口サービスがありません。
その分提携している金融機関やコンビニATMでの利用手数料が優遇されています。
金融機関の中で最も多くの種類の外貨預金に対応しています。外貨預金の種類が多いということはそれだけ海外での利用が便利になるということ。
海外留学などで日本から仕送りしてもらう際には引き出す際の手数料がお得になるカードですね。

付帯サービス
付帯保険は不正利用補償とショッピング保険が付いています。
不正利用補償は銀行に連絡した日から30日間遡って利用限度額の範囲で補償してくれます。
ショッピング保険は年間50万円を限度にして購入日から60日間1事故あたり5,000円の自己負担で補償されます。
どちらも補償の限度額と有効期間が異なるため、万が一不正利用補償や購入した商品の破損や盗難があった場合には早めに銀行に連絡しましょう。
海外ATMで現地通貨を引き出す際の手数料
海外ATMで現地通貨を引き出す際には3通りの手数料があります。
外貨預金口座残高あり、外貨残高無し&日本円残高あり、外貨預金未開設の3通りです。
1.76%の手数料と海外端末の利用手数料(発生する場合、無い場合もある)で済むのが外貨残高ありの場合です。
外貨残高は無いけど日本円残高が残っているという場合には、日本円から現地通貨に両替して引き出すことができます。
その場合は、1.76%+現地ATM手数料+ソニー銀行ため替コストがかかります。
外貨口座が未開設の場合は1.76%+現地ATM手数料に加え、ATM利用手数料(ソニー銀行側のコスト)216円が発生します。
一番得なのは1.76%+現地ATM手数料だけで済む外貨預金残高ありの場合です。
この手数料は全デビットカードの中でも一番安い手数料ですよ。


現地通貨預金の種類も豊富な上に、補償も手厚いから安心感の強いカードね♡
3位.住信SBIネット銀行デビットカード「Visa付キャッシュカード」

年会費 | 永年無料 |
ブランド | VISA |
還元率 | 0.6% |
付帯サービス | 不正利用補償 |
国内・海外キャッシュカード利用限度額
国内でのキャッシュカード利用限度額 | |||
サービス | 期間 | 初期設定額 | 変更可能限度額 |
国内ショッピング | 1回 | 3万円 | 0~200万円 |
1日 | 3万円 | 0~200万円 | |
1ヵ月 | 30万円 | 0~1,000万円 | |
海外ショッピング | 1回 | 50万円 | 0~200万円 |
1日 | 50万円 | 0~200万円 | |
1ヵ月 | 100万円 | 0~1,000万円 | |
海外ATM・現地通貨引出し | 1回 | 10万円 | 0~10万円 |
1日 | 30万円 | 0~100万円 | |
1ヵ月 | 100万円 | 0~300万円 | |
海外ショッピング手数料 | 米ドル決済の場合 | 2.50% | 年間30回目まで手数料をキャッシュバック |
米ドル以外の場合 | 2.50%+Visaため替レート | キャッシュバック対象外 | |
海外現地通貨引出し手数料 | 米ドル残高有の場合(米ドルが現地通貨に限る) | 2.50%+現地ATM手数料(発生する場合のみ) | 年間30回目まで手数料をキャッシュバック |
米ドル残高無しの場合 | 2.50%+Visaため替レート+現地ATM手数料 | キャッシュバック対象外 |
銀行の規模
日本三大メガバンクの三井住友銀行グループ傘下の三井住友信託銀行と、金融持株会社でありインターネット事業に強いSBIホールディングスが共同出資して設立された銀行です。
完全独立型の銀行であるため、三井住友銀行や三井住友信託銀行とは提携していません。
ネット銀行であるため、窓口がなく、インターネットによる手続きが必要な銀行です。
提携している金融機関は、イオン銀行やセブン銀行などコンビニ系のネット銀行が多いです。
ATM手数料は取引ランクに応じて月に2回~15回まで無料になります。
無料回数以降は1回あたり108円の手数料(引出しのみ)がかかります。
付帯サービス
不正利用補償が付帯しています。盗難や紛失の場合、銀行に届け出をした日から遡って30日前からの損害額を年間100万円まで補償してくれます。
偽造や変造による損害の場合は60日まで遡って同じく年間100万円まで補償してくれます。
海外ATMで現地通貨を引き出す際の手数料
米ドル預金ができます。海外旅行や留学で米ドルが有効な国に行く場合手数料がお得です。
手数料自体は2.5%とそれほど安くありませんが、年間で30回まで手数料をキャッシュバックしてくれます。
現地通貨(米ドル)引出しの際も同様で、2.5%+現地ATM手数料(発生する場合のみ)が発生します。
ただ、年間30回まで(ショッピング手数料キャッシュバック回数と合算)キャッシュバックが受けられます。
海外での(特に米ドル)利用に特化した機能を兼ね備えているということですね。

安全性
住信SBIネット銀行の会員用Webサイトで利用履歴や残高がすぐに確認できるようになっています。
万が一不正利用されたとしてもすぐに気づけるというメリットがあります。
デビットカードを海外で利用するメリット
続いては、海外でデビットカードを使う際のメリットについてお話ししますね。
メリットは次の5つです。
- 現金を持ち歩く必要がなくなる
- 必要以上にお金を使いすぎる心配なし
- クレジットカードに抵抗がある人でも審査なしでカードが持てる
- 付帯サービスが充実しているカードなら、安心感が強い
- 海外のATMで現地通貨が引き出せる
現金を持ち歩く必要がなくなる
先ほども触れましたが、海外は日本よりも治安が悪い国や地域が多いです。
日本人観光客が多いアメリカやフランスでも、地方によっては強盗などの犯罪被害に巻き込まれる可能性が高いと言われています。
スリや置き引き、強盗など日本では考えられないような犯罪の危険と常に隣り合わせです。
特に初めての海外の場合、どれだけ注意を払っていても、ついうっかりバッグや財布を無防備に置いてしまうこともあります。
デビットカードであれば、カード1枚で決済できる上、セキリュティもしっかりしているものが多いので万が一の事態が起こっても安心ですね。
ちなみに海外でデビットカードを紛失や盗難(スリなど)された場合、再発行ができるカードもあります。
Visaは全世界にサービスカウンターを持つ店舗があり、盗難や紛失でデビットカードが使えないという場合でも対応してくれます。
ただし、デビットカードの種類によっては、再発行に高額な手数料が発生する場合もあります。
例えば,
楽天銀行シルバーデビットカードの海外紛失時緊急カードの再発行手数料は30,857円とかなり高額。
事前に紛失や盗難に遭った時のことを考えてから、発行するデビットカードを検討しましょう。

必要以上にお金を使いすぎる心配なし
海外旅行は開放的な気分になるため、予想以上にお金を使いがち。
クレジットカードであれば限度額まで使い込んで、帰国してから返済に追われてしまうケースが多いです。
ただ、デビットカードは口座残高にあるお金しか使えないため、帰国後の返済を考える必要がありません。
またリアルタイムで口座残高をチェックできるアプリや会員用webサイトがあるため、常に残高に気を配りながらショッピングができるというメリットもあります。
アプリや会員用Webサイトは、デビットカードを発行している銀行独自のもの(楽天銀行=楽天銀行アプリ、三井住友銀行=SMBCネットワークアプリ等)と、マネーフォワードのような会計ソフトと提携しているタイプのものがあります。

クレジットカードに抵抗がある人(クレカが発行できない人)でも審査なしでカードが持てる
クレジットカードは分割払いなどのメリットがありますが、発行する際には審査が必要です。
学生の場合だと安定した収入が無い為などの理由で、申し込みの時点で断られる場合も。
その点デビットカードは審査不要で発行できます。

付帯サービスが充実しているカードなら、安心感も強い
アメリカや韓国、台湾など日本人観光客が多い場所であっても、日本では無いため色々と勝手が違うこともあります。
トラブルに巻き込まれることを想定して、デビットカードに保険が付いているもの選びましょう。
特に車の事故には要注意です。
日本と外国では車の進行方向も違いますし、交通ルールも異なる場合があります。
日本で当たり前だと思っている横断歩道などが無い発展途上国もあります。
こちらが気を付けていても事故に遭う可能性は0ではありません。
しかも病気やケガで入院や手術をすると海外の場合は日本の健康保険がきかないため、全て10割負担です。

海外の ATMで現地通貨も引き出せる
海外でデビットカードを使って全て決済することも可能ですが、現金はいくらか持っておくべきです。
アメリカなどの国ではチップの文化などもあります。
場合によっては失礼にあたることにもなるため、最低限の現金は持っておきましょう。
デビットカードは海外のATMで現金を引き出すことができます。

これはVisaでもJCBでも同様です。
対応しているATMを探す必要がありますが、空港などの両替サービスよりも手数料が優遇されている場合があるため、現金が必要になったときには覚えておいて損はないです。
主要デビットカード各社の海外ショッピング時の手数料と、海外ATM現地通貨出金手数料は以下の表を確認してください。
デビットカード | 海外利用時の手数料 | 海外ATM出金手数料 |
三菱UFJ銀行Visaデビット | Visaため替レート+3.0% | 108円 |
セブン銀行デビットカード | Visaため替レート+3.0% | 108円 |
ジャパンネット銀行デビットカード | Visaため替レート+3.02% | 無料 |
楽天銀行デビットカード(JCB) | Visaため替レート+3.024% | 無料 |
住信SBIネット銀行デビットカード | Visaため替レート+2.5% | 無料 |
ソニー銀行デビットカード | Visaため替レート+1.76% | 216円 |
海外での引き出し手数料が一番安いのはソニー銀行の「SonyBankWALLET」です。

SonyBankWALLETは10種類の通貨の外貨預金にも対応しているため、海外での現地通貨の調達に向いています。
ちなみに海外レートはVisaとJCBで若干異なります。日によってため替レートは変わるため、一概に固定で何%とはいえませんが、0.9%~1.5%程度です。
海外で日本円30,000円分の現地通貨を引き出した際の手数料を計算しましたので、参考にしてください。
※Visaため替レートを1.0%とした場合、
{30,000×(1.0%+各行の手数料%)}−海外出金手数料
デビットカード | 海外利用時の手数料 | 海外ATM出金手数料 | 手数料合計(3万円分) |
三菱UFJ銀行Visaデビット | Visaため替レート+3.0% | 108円 | 1,320円 |
セブン銀行デビットカード | Visaため替レート+3.0% | 108円 | 1,320円 |
ジャパンネット銀行デビットカード | Visaため替レート+3.02% | 無料 | 1,326円 |
楽天銀行デビットカード(JCB) | Visaため替レート+3.024% | 無料 | 1,327円 |
住信SBIネット銀行デビットカード | Visaため替レート+2.5% | 無料 | 1,050円 |
ソニー銀行デビットカード | Visaため替レート+1.76% | 216円 | 1,044円 |
ほとんどのデビットカードは現地通貨引出し限度額を1日あたり10万円~20万円にしています。

海外でデビットカードを利用するデメリット
海外でデビットカードを使う上でのデメリットは次の4つです。
- 口座残高以上の支払いはできない
- 分割払いは不可能
- ポイント還元率は、クレジットカードに劣る
- 付帯サービスもクレジットカードに劣る
最後まで読んでみてくださいねっ♪
口座残高以上の支払いはできない
友人同士で行く海外旅行は、家族や一人でいく旅行よりもお金がかかりがちです。
有名レストランや現地のエステやマッサージ、日本では関税の影響で高価な化粧品などが安く販売されているなど色々な誘惑ばかり。
しかも、初めての海外旅行でお金が無くて後悔したくないと考えている人も多いでしょう。
クレジットカードであればお金をクレジットカード会社が立て替えてくれるため、多少の無理(帰国後の返済地獄は除いて)は効きます。
ただ、デビットカードの場合は口座残高にあるお金しか使えないため、少々不便な部分もあります。
分割払いは不可能
先ほどの口座残高以上の支払いができないというデメリットにも繋がりますが、分割払いができないというのもデメリットです。
日本では考えられないような値段で販売されている高級ブランドのバッグなど、(それでも10万円以上の値段)を分割で購入することができません。
クレジットカードは信用でお金を借りて分割払いを選ぶことはできますが、デビットカードは信用力を測る与信審査が無いため、分割払いはできませんので注意しましょう。

ポイント還元率は、クレジットカードに劣る
ポイントやキャッシュバックなどデビットカードには多くの特典があります。
しかし還元率となるとクレジットカードの方が優遇されているカードが多いです。
レストランでの食事や現地でのショッピングなど、カードを使う機会が多いのにポイントを効率的に貯められない(クレジットカードに比べて)のはデメリットといえますね。

付帯サービスもクレジットカードに劣る
付帯保険もクレジットカードに劣ります。
デビットカードにもショッピング保険や国内外旅行傷害保険が付いています。
ただ、年会費が有料だったり、保障内容がクレジットカードよりも薄かったりする場合がほとんどです。
クレジットカードの中でも年会費無料で付帯保険が充実しているカードはマルイの「エポスカード」です。

エポスカードの付帯保険内容は以下です。
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000万円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
付帯保険を重視するのであれば、審査があまりきつくない年会費無料のクレジットカードを作った方が安心かも知れませんね。

海外旅行や留学用でデビットカードを使うときの注意点
海外でデビットカードを使うときの注意点次の3つです。
- デポジット金に要注意
- ATM手数料が高くなってしまう可能性あり
- 海外ではJ-Debitが使えない
ぜひ、最後まで読んでみてくださいねっ♪
デポジット金に要注意
デビットカードはそのシステム上、後払い決済の商品やサービスには利用することができません。
海外のホテルなどでチェックインの時に請求されるデポジット金もその一つです。

デポジット金は、ルームサービスなどの利用料の支払いで使われる保証金のことです。
保証金を超えた分はカードから後日引き落としされますが、その後日というのが曲者です。
デポジット金の後日請求は2週間~1ヶ月後というケースも多く、万が一残高が足りていないと決済不履行となってしまいます。
こうした決済ができないことを防ぐために、デビットカードをデポジット金の支払いに使えないホテルが数多くあるんです。

ATM手数料が高くなってしまう可能性あり
先ほども触れましたが海外のATMで現地通貨を引き出す際には手数料が発生します。
日本国内であれば、108円~216円程度で済む手数料ですが、海外の場合はため替レートなどがあるため、金額によっては1,000円を超える手数料が発生する場合も。
旅行時の余分な出費を抑えるためにも現地通貨は極力、日本国内にいる時に用意しておくことをオススメします。
海外ではJ-Debitが使えない
国際ブランドのデビットカードの他に、日本ではJ-Debitというデビット機能付きのキャッシュカードがあります。

このJ-Debitは日本国内の加盟店でしか使えないため、海外では一切使えません。
デビット=海外でも使えるという訳では無いことを覚えておきましょう。

海外旅行や留学にオススメ!管理人イチオシは「三菱UFJ銀行Visaデビットカード」
これまでの解説を通して、海外旅行や留学に最もオススメなデビットカードはランキング1位の三菱UFJ-Visaデビットです。
スペックをもう一度確認してみましょう(^ ^)

年会費 | 1,080円(初年度無料) ※前年利用額10万円以上で2年目以降も無料 |
ブランド | VISA |
還元率 | 0.2%~0.4%(キャッシュバック) ※前年利用額20万円以上で+0.05% ※前年利用額30万円いじょうで+0.05% ※誕生月は+0.1% |
付帯サービス | 海外ショッピング保険、不正利用補償 |
現地通貨の部分ではSonyBankWALLETや住信SBI銀行デビット付Visaデビットカードに劣りますが、大手銀行である点と、付帯保険、国内での利便性の高さを考えると一番バランスの取れたスペックです。
海外でのデビットカード選びに困ったら、まずは三菱UFJ-Visaデビットを検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ【海外でオススメのデビットカードを紹介】
海外旅行や海外留学でオススメのデビットカードについて解説してきました。
海外で便利なデビットカードを選ぶポイントは次のとおりです。
- Visaブランドのデビットカード
- 大手銀行から発行されているデビットカード
- 付帯サービス(保険)が充実しているカード
- 現地通貨をATMから引き出す際の手数料が安いデビットカード
- 安全性の高いデビットカード
- 現金を持ち歩く必要がなくなる
- 必要以上にお金を使いすぎる心配なし
- クレジットカードに抵抗がある人でも審査なしでカードが持てる
- 付帯サービスが充実しているカードなら、安心感が強い
- 海外のATMで現地通貨が引き出せる
- 口座残高以上の支払いはできない
- 分割払いは不可能
- ポイント還元率は、クレジットカードに劣る
- 付帯サービスもクレジットカードに劣る
今回のコラムを参考に、海外旅行や海外留学の相棒となるデビットカードを検討してくださいね(^ ^)♡
デビットカード愛用歴5年、このサイトを運営している桜井エミです^ ^
これから海外旅行や留学に向けてデビットカードを作る場合、一体どのカードが海外向けのおすすめカードなのかわかりませんよね?
カード選びに失敗しないためにも、ここで海外向けのデビットカードを紹介していきますね(^ ^)