デビットカードの入出金はカンタン?国内や海外ATMでの入出金方法やATM手数料を徹底紹介♡

口座残高の範囲内で利用できるデビットカードですが、口座残高が無くなると一切使えなくなってしまいますよね。

この場合、コンビニのATMまで行って入金するしか方法はないのかなと疑問に思う方は少なくありません。

デビットカードに興味がある女子たちからもこんな声が挙がっていましたよ。

「デビットカードの入出金(特に入金)って、結構頻繁にやりそうじゃない?

深夜にネットショッピングしていて、5円足りないからって、わざわざ近所のコンビニまで歩いて行ったのよ!そんなカードめんどくさいんだよね~。

「複数のデビットカードを使い分けしているけど、残高の管理っていまいちわかりづらいんだよね〜。入出金とかも、もっと簡単にできないのかな・・・

「海外でデビットカードが使えるのは分かるけど、もし口座残高が無くなったらどうすればいいの?

桜井エミ
はじめまして♪

デビットカード愛用歴5年、このサイトを運営している桜井エミです^ ^

デビットカードは入出金が簡単なのか、そしてATM手数料が安くなるデビットカードはあるのか気になりますよね?

桜井ユキ
おねーちゃん!

ユキもデビットカードの入出金方法が知りたい!教えて〜。

桜井エミ
そうね。

デビットカードを持つ前には、前もってカードの入出金方法を知っておいたほうがいいわね。お姉ちゃんに任せなさい(^ ^)

桜井ユキ
わーい!ユキ、がんばってデビットカードにくわしくなる!

実は、デビットカードの入出金方法は、ただ単に銀行にお金を預けるだけの簡単な問題では無いのです。

今回は、そんな「デビットカードの入出金」についてくわしく解説していきます。

この記事を読んでデビットカードをより使いこなせるようになってくださいね♪

デビットカードの入出金方法はカンタン?

結論からいうと、デビットカードの入出金方法は簡単です。

全部で2通りしかありません。

デビットカードの入出金方法
  • ATMから「預入」、「引出し」をする
  • 他銀行から振り込みをする・される
口座残高とはいっていますが、本質的には貯金残高です。

黙っていてもお金は増えてくれません。

自分の手で何らかの操作をしなければ入出金はできないのです。

以下では、デビットカードの入金方法と出金方法をそれぞれくわしくお伝えしていきますね(^ ^)

デビットカードの入金方法

まずはデビットカードの入金方法についてです。

デビットカードを発行したら、まずは通帳に預入をして入金を済ませておきましょう。

銀行口座も同時に作る場合、デビットカードの方が後に発行されます。

口座を作ったタイミングで、預入をしておけば、デビットカードが届いた後にすぐ使えるようになります。

他銀行に現金がある場合は、電子振込もすばやく資金移動ができる手段です。

銀行のATMで振込をすることもできますが、インターネットバンキングサービスを利用して、パソコンやスマホから入金することの方がスピーディーかつ手軽にできますね。

桜井ユキ
スマホからカンタンに入金できるなんてチョー便利♡
桜井エミ
わざわざATMを探す手間も省けるわよねっ(^ ^)

普段良く使うメインバンク(給与受け取り口座)のインターネットバンキングサービスを利用する場合は、別途申し込みが必要な場合もあります。

ですから、もしサービスに登録していなければ、早めにインターネットバンキングサービスの登録を済ませておきましょうね。

デビットカードの出金方法

デビットカードの出金方法は、入金方法同様、以下の2通りです。

デビットカードの出金方法
  • ATMから引き出す
  • 銀行口座から振り込む

デビットカードから現金としてATMから引き出す場合、キャッシュカードとの一体型であれば問題ありませんが、キャッシュカードとデビットカード機能が分かれている「単体型」は別途キャッシュカードが必要です。

銀行口座から振り込む際は、デビットカードというよりもキャッシュカードの機能になりますので、インターネットバンキングサービスの申し込みが必要ですよ。

入出金の手数料が無料になるデビットカードはある?

「デビットカードの中には、入出金手数料が無料になるカードがないのかな??」

「できるだけATMの利用手数料を抑えたいんだけど、手数料が無料になるデビットカードはないの??」

普段からよくATMを利用する方にとっては、入出金手数料が抑えられるデビットカードがあるのかどうか気になりますよね?

実は、デビットカードを作ることで入出金の手数料(ATM利用手数料)が安くなるカードはあります。

また、利用金額などの条件に応じて、コンビニのATM利用手数料が無料(回数制限有)になるカードもあるんです。

ただ、完全に無料(手数料も年会費も)になるというデビットカードは現在ありません。

月にどれぐらいの頻度でコンビニATMを利用するかを考えた上で、手数料無料特典のあるカードを検討してくださいね。

各デビットカードの入出金手数料をまとめてみた

続いて、ここでは各デビットカードのコンビニ出金手数料をまとめました。

※「-」取扱無し、金額は税込

銀行 / ATM セブン ローソン イーネット 備考
イオン銀行 110円~220円 110円〜220円 平日8:45~18:00→110円
それ以外→220円
ジャパンネット銀行 165円 165円 165円
  • 月1回無料
  • 2回目以降:3万円以上で無料
住信SBIネット銀行 無料 110円 110円 ローソン・イーネットは月5回まで無料
楽天銀行 220円 275円 275円 楽天銀行ステータスで無料回数が変動1回~7回
ソニー銀行 無料 110円 110円 セブンATM以外→月4回まで無料
GMOあおぞらネット銀行 110円 月2回まで無料
セブン銀行 110円 7:00〜19:00無料
みずほ銀行 220円 220円 220円
りそな銀行 220円 220円 220円
  • 平日8:45〜18:00
  • 土曜日9:00~14:00→110円
三井住友銀行 220円 220円 220円 平日8:45〜18:00→110円
三菱UFJ銀行 220円 220円 220円 平日8:45〜18:00→110円

上の表を見ると、最も安いのが、住信SBIネット銀行とソニー銀行ということがわかりますね(^ ^)

続いて入金手数料です。

銀行 / ATM セブン ローソン イーネット 備考
イオン銀行 108円~216円 108円〜216円 平日8:45~18:00→108円
それ以外→216円
ジャパンネット銀行 162円 162円 162円
  • 月1回無料
  • 2回目以降:3万円以上で無料
住信SBIネット銀行 無料 108円 108円 ローソン・イーネットは月5回まで無料
楽天銀行 216円 270円 270円 楽天銀行ステータスで無料回数が変動1回~7回
ソニー銀行 無料 108円 108円 セブンATM以外→月4回まで無料
GMOあおぞらネット銀行 108円 月2回まで無料
セブン銀行 108円 7:00〜19:00無料
みずほ銀行 216円 216円 216円
りそな銀行 216円 216円 216円
  • 平日8:45〜18:00
  • 土曜日9:00~14:00→108円
三井住友銀行 216円 216円 216円 平日8:45〜18:00→108円
三菱UFJ銀行 216円 216円 216円 平日8:45〜18:00→108円

出金で手数料が発生するのは仕方がありませんが、入金でも手数料が発生する場合があります。

ポイント還元率でデビットカード業界ナンバーワンの楽天銀行が、その最たる例でしょう。

メガバンクは、コンビニで出金するよりも本店や支店、直営ATM(大型商業施設内などに設置)を探した方が、手数料自体発生しません。

気になる!海外ATMの入出金方法

「デビットカードを発行したら、海外旅行先に持っていきたいんだけど、万が一ATMを利用したくなった場合は、どうやって入出金すればいいの??」

「そもそも海外ATMで入出金ってできるの??」

デビットカードを海外旅行先で使う場合、ATMから現金を引き出したいときが出てくるかもしれませんよね。

海外では、ATMで現地通貨を出金することはできます。

ただ、入金は全てのデビットカードで不可能なんです。

10種類の外貨預金に対応しているソニー銀行デビットカードでさえも入金をすることはできません。

また、出金方法については、金融機関と国際ブランドによって異なります。

  • VISA:VISAマークもしくはPLUSマークの付いたATMで可能
  • JCB:JCBマークもしくはCirrusマークの付いたATMで可能
  • MasterCard:MasterCardマークの付いたATMで可能
現地通貨を引き出す際には、手数料が発生する場合があります。

手数料はデビットカードを発行している金融機関によっても異なりますし、現地のATMで利用手数料が発生する場合もあります。

ですから、残高のチェックや旅行先でのATMは事前に確認をしておきましょうね。

海外ATMの出金手数料をまとめてみた

海外ATMの出金手数料をまとめました。

デビットカード 国際ブランド 手数料
イオン銀行CASH+DEBIT JCB 1.6%
ジャパンネット銀行デビットカード VISA 3.02%
住信SBIネット銀行デビットカード VISA
MasterCard
2.5%(VISA/MasterCard共通)
外貨預金対応銀行
楽天銀行デビットカード VISA
JCB
3.024%(VISA/JCB共通)
ソニー銀行デビットカード VISA 1.76%
外貨預金対応銀行
セブン銀行デビットカード JCB 3.0%
みずほ銀行JCBデビット JCB 3.4%
りそな銀行デビットカード VISA 2.5%
三井住友銀行SMBCデビット VISA 3.0%
三菱UFJ銀行デビットカード VISA
JCB
3.0%(VISA)
4.6%(JCB)

上の表をみると、外貨預金に対応している金融機関は、おおむね手数料が安くなっていることが分かりますね。

海外旅行時には現地通貨の引出しにかかる手数料は、結構高額になる場合があります。

手数料の安さはもちろんですが、日本国内にいる時に外貨両替手数料の安い所で、現地通貨を用意しておくことも忘れないようにしておきましょうね♪

国内外ATMの入出金手数料が気になるなら、手数料が安くなるデビットカードを選ぼう!

なぜ、ATM手数料をそこまで重要視するのか分かりますか?

ATM手数料は、1回あたり100円~200円とそこまで高額ではありません。

しかし、月に6回ATMで入出金をすると600円~1,200円の手数料が発生してしまいます。

桜井ユキ
わお・・・。

600円〜1,200円だったら、ランチ代一食分を無駄にしてるようなもんじゃん!

桜井エミ
手数料は合計して考えると結構な金額になるし、無駄なお金を払ってると思うとなんだか損した気分になるわよね。

デビットカード=ポイントバック!と考えている方はお分かりかと思いますが、600円~1,200円分のポイントを稼ぐためには、還元率1.0%の場合、60,000円~120,000円分の買い物をしなくてはならないのす。

こつこつ貯めたポイントを、1ヶ月分の手数料でどぶに捨てるようなものです。

そうならないために、ATM手数料を気にして最大限の旨味(ポイント&キャッシュバック)を味わうのが真のデビットカードマスターなんですよ(^ ^)

ATM手数料が安い!おすすめのデビットカードはコレ♡

ここまでの内容を踏まえて、ATMの入出金手数料が安くなるデビットカードを紹介していきます。

前提として、100%ATM入出金手数料が無料になるカードはありません。(あるにはありますが年会費や達成条件がかなり高い)

そのことを念頭においてチェックしてくださいね♪

おすすめのカードは次の2枚です。

おすすめのデビットカード
  • 三菱UFJ銀行/三菱UFJ-JCBデビット
  • ソニー銀行/SonyBankWALLET
それぞれのカードの特徴は以下で紹介していきますね!

三菱UFJ銀行/三菱UFJ-JCBデビット

メガバンクの1つである三菱UFJ銀行が発行しているJCBブランドのデビットカード♪

発行金融機関 三菱UFJ銀行
国際ブランド JCB
カード種類 デビットカード単体型
初年度年会費(税込) 0円
2年目~年会費(税込) 1,100円
年会費無料条件
  • 前年利用額が10万円以上
  • 本人会員の年齢が15歳~23歳
還元サービス 自動キャッシュバック還元(0.2%)
発行期間 1週間~10日前後
1日最大利用限度額 200万円※0円~200万円まで設定可能
審査 原則なし
入会資格年齢 15歳以上(中学生を除く)
不正利用時の補償 有り
ショッピング保険(海外のみ) 有り
旅行傷害保険 有り

付帯保険の補償内容

【不正利用補償】

申告日を含み60日前までさかのぼって被害額を補償

【ショッピング保険(海外)】

購入日から90日間、万が一の事故や盗難などによる損害を年間で最大100万円

【旅行傷害保険】

傷害による死亡・後遺障害 国内・海外共に最高3000万円
傷害による治療費用 (海外のみ)100万円限度
疾病による治療費用 (海外のみ)100万円限度
賠償責任 (海外のみ)2,000万円限度
携行品の損害
(年間100万円限度)
(自己負担額1事故3,000円
(海外のみ)保険期間中100万円 限度
※1旅行(年間20万円限度)
※自己負担額 3,000円(1事故につき)
救援者費用等 (海外のみ)100万円限度
三菱UFJ銀行の強みは、金融機関の中で最も長い時間、利用手数料を無料にしている点です。

ほとんどの金融機関は、平日のみ8:45~18:00の利用を無料にしていますが、三菱UFJ銀行は、平日土日祝日かかわらず、8:45~21:00まで利用手数料を無料にしています。

時間外は110円(税込)ですが、デビットカードの入金や出金にはとても便利な銀行です。

しかも三菱UFJ銀行はメガバンクであるため、日本全国に支店があり、また大型ショッピングセンターのATMコーナーや、役場や病院など公共機関のATMにも直営のATMを設置しています。

どこでもATMがあり、手数料を無料にできるチャンスがそこかしこに転がっているのです。

ちなみに提携している金融機関では、8:45~18:00まで手数料無料で入出金(出金のみの金融機関もあり)ができます。

提携金融機関は以下です。

<ATM入出金手数料8:45~18:00まで無料>

  • 三菱UFJ信託銀行
  • 中京銀行
  • 徳島銀行
  • 香川銀行
  • 大正銀行
  • イオン銀行

<ATM出金手数料8:45~18:00まで無料>

※預入は不可

  • 十六銀行
  • 愛知銀行
  • 名古屋銀行
  • 百五銀行
  • JAバンク
もう一つATM手数料をお得にする方法が「スーパー普通預金」というサービスです。

三菱UFJダイレクト(ネットバンキング)の契約と初回登録を行ない、銀行取引の条件を達成することでステージが決まります。

ステージに対応した特典を受けられるというサービスです。

ATM利用手数料の無料回数(コンビニや時間外)の増加や、他行宛振込手数料の無料回数の増加などが受けられます。

スーパー普通預金の詳細は以下を確認してください。

【判定日→毎月末平日窓口営業日】

優遇期間→判定日の翌月20日から翌々月19日まで

三菱UFJダイレクト」のご契約および初回登録

判定条件(全てorどれか1つでも該当すればOK) ステージ/特典
三菱UFJデビット利用代金の引き落とし 【ホワイトステージ】

  • 当行ATM利用手数料→何回でも0円

18歳~23歳限定で「三菱UFJダイレクト」の契約および初回登録+デビットカード利用代金の引き落とし→優遇ステージアップ

Eco通帳利用
クレジットカード利用代金の引き落とし
預金残高等合計が10万円以上
給与のお受け取り(1回10万円以上/月) 【シルバーステージ】

  • 当行ATM利用手数料→何回でも0円
  • 提携先コンビニATM利用→手数料2回まで0円
NISA・つみたてNISAでの「投信つみたてプラン」自動振替
MUFGカード等クレジットカード利用代金の引き落とし
預金残高等合計が30万円以上
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®カード利用代金の引き落とし 【プラチナステージ】

  • 当行ATM利用手数料→何回でも0円
  • 提携先コンビニATM利用→手数料3回まで0円
  • 「三菱UFJダイレクト」他行宛振込手数料→3回まで0円

入出金の管理には、三菱UFJ銀行が提供するECO通帳が便利です。

紙ベースの通帳が必要なくなり、全てスマホやパソコンから入出金履歴や残高などが閲覧できるスグレモノ。

ECO通帳のポイントは以下の5つです。

ECO通帳のポイント
  • 25ヶ月分の明細が確認できる
  • 取引推移表の申し込みで最長10年分の明細が確認可能になる
  • 通帳記帳や繰り越しなどが不要
  • Web通帳ならではの機能で家計管理も便利になる
  • スーパー普通預金を併用することでスーパー普通預金のホワイトステージが確定する
ネット銀行などは、すでに紙ベースの通帳を採用しているところはほとんどありません。

その分スマホやパソコンで手軽に残高チェックができるような仕組みを整えています。

三菱UFJ銀行でも、その流れを受けてECO通帳への切り替えを推奨しています。

どんどん貯まっていく紙ベースの通帳が不要であれば、ECO通帳に切り替えてATM手数料(直営ATMのみ)を完全無料にしちゃいましょう!

ソニ―銀行/SonyBankWALLET

ネット銀行大手のソニー銀行が発行しているVISAブランドのデビットカード!

発行金融機関 ソニー銀行
国際ブランド VISA
カード種類 デビットカード&キャッシュカード一体型
初年度年会費(税込) 0円
2年目~年会費(税込) 0円
年会費無料条件 無し
発行期間 最短5日
審査 原則なし
入会資格年齢 15歳以上(中学生を除く)
不正利用時の補償 有り
ショッピング保険 購入日から60日間
最大50万円
自己負担額5,000円/1事故あたり
旅行傷害保険 無し

ソニー銀行のデビットカード「SonyBankWALLET」最大の特徴は、外貨預金に10通貨対応しているという点です。

他の銀行などは、米ドルのみ、もしくは米ドルとユーロのみといった限定的な外貨預金に対応しています。10種類の通貨を外貨預金できるのは、ソニー銀行ただ一行のみです。

対応している10通貨は以下です。

外貨10通貨
  1. 米ドル
  2. ユーロ
  3. 英ポンド
  4. 豪ドル
  5. NZドル
  6. カナダドル
  7. スイスフラン
  8. 香港ドル
  9. 南アランド
  10. スウェーデンクローナ
海外でデビットカードを使っていて、外貨残高が無くなった場合、円口座から自動的に現地通貨をチャージしてくれます。

チャージの手数料は発生しますが、他行に比べてかなり安い手数料でチャージしてくれます。

国内のATM手数料に関してもかなりお得です。

コンビニでの手数料は、セブン銀行とイオン銀行での入出金が完全無料。

それ以外の銀行やコンビニATMでは月4回まで無料で利用できます。

ATM手数料の一覧をまとめました。

国内提携ATM ソニー銀行口座からの出金手数料
セブン銀行
イオン銀行
何度でも無料
イーネット
ローソン
ゆうちょ銀行
三菱UFJ銀行
月4回まで無料※月5回目から1回あたり(110円・税込)
三井住友銀行 月4回まで無料※月5回目から1回あたり(110円・税込)

通常のATM利用無料回数は4回ですが、ソニー銀行が行なっている「Club S」を利用することで、最大回数無制限で手数料が無料になります。

ただし、最大回数無制限のためには、かなり高い条件を達成しなくてはなりません。

Club Sのステージアップ条件と、特典は以下です。

【Club Sステージアップ条件】

ステージ名 条件
ステージ無し(通常) 無し
シルバー
  • 月末総残高合計300万円以上※
  • 外貨預金の積立購入月間合計5万円以上
  • 投資信託積立プラン月間合計5万円以上

上記いずれか

ゴールド 月末外貨預金残高(円換算)
+
月末投資信託残高

500万円以上1000万円未満
プラチナ 月末外貨預金残高(円換算)
+
月末投資信託残高

1000万円以上

【Club Sステージ別特典内容】

特典 通常 シルバー ゴールド プラチナ
キャッシュバック率 0.5% 1.0% 1.5% 2.0%
海外ATM利用料無料回数 月0回 月1回 月3回 月5回
振込手数料無料回数デビット契約有 月2回 月4回 月6回 月11回
振込手数料無料回数デビット契約無 月1回 月3回 月5回 月10回
ATM利用手数料無料回数 月4回 月7回 月15回 何度でも無料
為替コスト 優遇なし 米ドル10銭など 米ドル7銭など 米ドル4銭など
外貨定期預金金利 優遇なし 米ドル+0.01%など 米ドル+0.02%など 米ドル+0.03%など
仕向け外貨送金手数料無料回数 0回 月1回 月3回

海外ATM利用手数料の無料特典もシルバーステージから増加していきます。

シルバーステージは、

シルバーステージ達成条件
  • 月末総残高合計300万円以上
  • 外貨預金の積立購入月間合計5万円以上
  • 投資信託積立プラン月間合計5万円以上
のどれか1つを達成できればOKなため、使う機会が多い、外貨預金の積立購入5万円以上を狙いましょう。

まとめ【デビットカードの入出金方法や手数料を徹底解説!】

デビットカードの入出金方法について詳しく解説してきました。

今回の記事のおさらいです。

デビットカードの入出金方法は、以下の2通りです。

デビットカードの入出金方法
  • ATMから「預入」、「引出し」をする
  • 他銀行から振り込みをする・される
最近ではネットバンキングを推奨している銀行が多くなり、自宅に居ながら他の金融機関同士で振込サービスなどを手軽にできるようになりました。

デビットカードを使って日本国内で入出金を行なえるのは、キャッシュカード機能を備えた一体型デビットカードのみです。

デビットカード単体では入出金ができません。

海外のATMで現地通貨を引き出す際には、国際ブランドによって利用できるATMが異なります。

  • VISA:VISAマークもしくはPLUSマークの付いたATMで可能
  • JCB:JCBマークもしくはCirrusマークの付いたATMで可能
  • MasterCard:MasterCardマークの付いたATMで可能
外貨預金に対応している銀行から発行されているデビットカードは、現地通貨の引出し手数料がかなり安く抑えられます。

どうしてここまでATM手数料について述べるのかというと、ポイント還元率やキャッシュバック還元率がいくら高い還元率だったとしても、ATM手数料で損をしてしまっては何の意味も無いためです。

ATM手数料は100円~200円程度ですが、同額のポイントやキャッシュバックを受けるためには、還元率1.0%で10,000円~20,000円の買い物をしなくてはいけません。

ポイントやキャッシュバックで損をしないためにも、ATM手数料が安いデビットカード(金融機関)を選ぶ必要があるのです。

ATM手数料が全体的に安いもしくは抑えられるおすすめのデビットカードは、次の2枚です。

コンビニATM手数料の無料回数や、取引状況に応じた無料回数特典などがおすすめの理由です。

デビットカードを選ぶ上で、ポイントやキャッシュバックで選ぶことも重要ですが、それ以上にATM手数料の安さで選ぶことを重要視すべきです。

トータル的に見て、得をするカードを選べば、より便利にデビットカードを使うことが可能ですよ♪