デビットカード界に新たな新星が誕生しました。
それが「MasterCard(マスターカード)」ブランドのデビットカードです。
これからの私生活にデビットカードを取り入れたいと思っている女子たちからは、様々な声が届いていますよー(^ ^)
「っていうか、そもそもマスターカード以外に、デビットカードにはどんな種類があるの??デビットカードのことにはくわしくないから、それぞれのブランドのデビットカードの特徴をくわしく知りたい!」
「MasterCardのデビットカードはカードを発行するための審査があるのか気になる・・・。」


マスターカードブランドのデビットカードってどんなカードなの??
この前、マスターカードのデビットカードが登場したっていう噂は聞いたけど、カードの特徴もわからずに申し込みをするのは怖い・・・。
ユキ、デビットカードにくわしくないから、じっくり教えて欲しいっ

カードを申し込む前には、そのカードの特徴についてくわしく知っておきたいわよね。
わかったわ!
今日はデビットカード界に新しく仲間入りした「MasterCard(マスターカード)」ブランドのデビットカードについて教えていくわね(^ ^)
ここでは、デビットカードの新しいブランドMasterCardについてくわしく解説していきます。
合わせて、デビットカードの国際ブランドの種類についても解説していきますね♪
MasterCard(マスターカード)ブランドのデビットカードが新登場?!
デビットカードのMastercard(マスターカード)ブランドのカードが新登場しました。
発行元は、ネット銀行大手の住信SBIネット銀行です。
その名も「ミライノデビット(MasterCard)」!

ミライノデビットでは、一体どんな未来を見せてくれるのでしょうか?

まずは、MasterCardというブランドと、デビットカード界に参入してきた理由について解説していきます。
MasterCardはこんな国際ブランド
まずはじめにここでは「Mastercard(マスターカード)」がどんな国際ブランドなのかを説明しますね。
MasterCardはVISA同様アメリカ生まれのブランドです。

加盟店数は、VISAと同数もしくは若干少ない程度と言われています。
日本では、「プライスレス」のCMでクレジットカードが流行しましたね(^ ^)
MasterCardは、地元アメリカはもちろんですが、ヨーロッパで強いと評価されています。
強いというのは、「加盟店数の多さ」のこと。
VISAは世界一の加盟店数ですが、ヨーロッパではMasterCard加盟店と利用者数がVISAよりも多いんです。
ただ、日本では、クレジットカード分野においては、VISAに次いでJCBと2位の座を争っているのが現状です。
日本国内でデビットカードを使うのであれば、「VISA」もしくは「JCB」ブランドのデビットカードで問題ありませんよ(^ ^)
MasterCardが日本のデビットカード界に参入してきた理由
続いてお伝えするのはMasterCard(マスターカード)が日本のデビットカード界に参入してきた理由です。
もともとMasterCardのデビットカードは、日本以外の210ヶ国ですでに展開していました。
しかし、日本のデビットカード市場がそれほど大きくなかったことと、すでにVISAとJCBがデビットカードのシェアを二分していたことから、日本参入が遅れたという見方が大半を占めています。
また、2020年の東京オリンピックのインバウンド消費予想も影響しています。
オリンピック以前から、欧米人の日本熱が高まっていたこともあり、MasterCardの本社がビジネスチャンスを日本に向け始めたと見るのが自然でしょう。
ここ2,3年の日本におけるデビットカード利用者数の増加は、利益に直結するクレジットカードにも大きな影響を与えているという見方もあります。
今後MasterCardブランドのデビットカードが増えてくるのかどうかは、MasterCardデビットカードの利便性に掛かってくるのは間違いありませんよ(^ ^)
デビットカードには4種類ある!
ここまでは、マスターカードがどんなブランドなのか、またどうしてデビットカード界にマスターカードブランドが参入してきたのかについてお伝えしました。
さて、続いては、デビットカードの国際ブランドについて改めてお話ししようと思います。
デビットカードには、VISAやJCB、そして新しく登場したMasterCardに加えて、日本国内のみで利用できるJ-Debitの4種類があります。

それぞれのブランドのデビットカードについては以下でくわしく解説していきます。
VISAブランドのデビットカード
まずはVISAブランドのデビットカードの特徴です。

VISAブランドのデビットカードの特徴は以下でまとめました。
- 海外での利便性が高い
- キャッシュバック系とマイルバック系のカードが多い
- 年会費無料が多い
- 年会費無料のカードには付帯保険が心許ない場合が多い
- ポイント還元と比べると還元率が低め
VISAは世界ナンバーワンの加盟店数と会員数を誇っています。
加盟店数は、約2800万店舗。
会員数は20億人以上といわれているんですよ(^ ^)
日本でも同様で、VISA会員(クレジットカード+デビットカード契約者数)がトップです。
VISAデビットカードは、多くの金融機関から発行されています。
地方銀行よりも、メガバンクやネット銀行系に多いという特徴もあるのです。
また、VISAをデフォルトとして、JCBやMasterCardのデビットカードと2本立てで展開しているところもありますよ。
現に、今回のお題であるMasterCardの住信SBI銀行では、MasterCardの他に、VISAのデビットカードも選択可能です!
先ほど挙げた特徴を理解した上で、どちらを選ぶのかを決めると良いですね♪
JCBブランドのデビットカード
続いてはJCBブランドのデビットカードの特徴です。

JCBブランドのデビットカードの特徴は、次のとおりですよ♪
- ポイント還元率がVISAブランドよりも高い
- ポイント自体の利便性が高い
- 年会費無料のものが多く有料であっても条件次第で無料になるカードが多い
- 付帯保険がVISAよりも充実している
- VISAデビットカードよりも海外での利用可能店舗が少ない
- ポイント交換の手間がある
- カードによっては還元率の特典が物足りないカードもある
日本で生まれた国際ブランドで、世界5大ブランドの中ではアジア圏で唯一その一角にいる世界的にも知名度が高いブランドです。
デビットカードでは、地方銀行に多く、ゴールドデビットカードも同時に展開している場合がほとんどです。
利用金額に応じたキャッシュバックやポイントバックでは、ポイントバックが圧倒的に多いです。
発行元金融機関のオリジナルポイントサービス以外では、JCBのポイントサービスであるOkiDokiポイントプログラムを採用しているデビットカードが多いのも特徴です。
VISA同様、VISAとJCBの二本立てで選択可能な金融機関がほとんど。
ただし、地方銀行の場合は、JCB一本でグレード選択(ゴールドなど)制をとっているところが多いですよ(^ ^)
Mastercard(マスターカード)ブランドのデビットカード
Mastercard(マスターカード)ブランドのデビットカードは、このページで紹介している住信SBIネット銀行から発行されている「ミライノデビット(MasterCard)」と楽天銀行の「楽天銀行デビットカード(MasterCard)」、株式会社トマト銀行の「トマトMasterCardデビット」の3種類。
特徴をおおざっぱにまとめると、VISAとJCBデビットカード両方の性質をもっているといえます。
初めて発行されたMastercard(マスターカード)ブランドのデビットカードである「ミライノデビット(MasterCard)」は還元されるものがポイントで、還元率は0.8%とJCBデビットカードのポイント還元と同程度の還元率ですね。
ポイントは1ポイント=1円で現金に換金できるほか、100ポイントでJAL40マイルとも交換可能です。
セブン銀行のnanacoポイントと、JNBVISAデビットのポイントに似ています。
付帯保険は、不正利用補償のみ(上位グレードであるプラチナはショッピング保険、国内外旅行傷害保険付き)とVISAの年会費無料デビットカードに酷似しています。
このように、VISAとJCBカードのメリットとデメリットを掛け合わせたようなカードが、「ミライノデビット(MasterCard)」なんですよ♪
J-Debit
J-Debitとは、国際ブランドのデビットカードと違い、日本国内の限られた加盟店でのみ利用可能なデビット機能付きのキャッシュカードのことです。

ゆうちょ銀行などのキャッシュカードを申し込む際に、デビット機能付きのカードを選べばすぐに発行できます。
元々は平成初期に行なわれた、金融ビッグバンという政府の政策によって誕生しました。
しかし、当時はクレジットカードがキャッシュレスカードの主流を走っており、日本国内でデビットカードという言葉自体が浸透してなかった頃です。
また、使い勝手の悪さも、J-Debitの浸透を妨げました。
基本的な使い方は国際ブランドとあまり変わらない(決済時に暗証番号が必要)のですが、使える時間帯が、発行した金融機関に依存しており、夜21時や18時など中途半端な時間までしか利用できなかったことがネックとなりました。
使える時間に限りがあるならば、現金を持っていたほうが便利です。
また、国際ブランドのデビットカードと異なり、ポイントバックやキャッシュバックのような特典も何もありません。

日本人は古くから現金第一主義の国民です。
クレジットカードでさえ普及に長い年月をかけたことを考えれば、使い勝手の悪いJ-Debitが登場したのは、少し早すぎたとも評されています。
Mastercardブランドのデビットカードも審査なしで発行できる??
Mastercardブランドのデビットカードは審査なしで発行できます。
また、上位グレードのPLATINUMも審査不要で発行可能です。
ただし、プラチナムに関しては、年会費が11,000円(税込)かかります。
初年度から請求されるため、利用目的や特典内容を理解した上で発行することをおすすめします。
審査は不要ですが、カードを作ることができるのは、15歳以上(中学生を除く)です。

基準は年齢だけなので、年会費さえ払うことができれば、高校生でも持つことが可能なのです。
Mastercard(マスターカード)のデビットカードを作りたい!オススメはコレ♡
Mastercardブランドのデビットカードでオススメは、住信SBIネット銀行から発行されているミライノデビット(MasterCard)です。

発行金融機関 | 住信SBIネット銀行 |
国際ブランド | MasterCard |
カード種類 | 一体型デビットカード |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費特典 | ー |
発行期間 | 最長10日前後 |
ポイントバック還元率下限 | 0.8% |
ポイントバック情報 |
|
1日最大利用限度額 | 200万円(0円~200万円まで設定可能) |
審査 | 原則なし |
入会資格年齢 | 15歳以上(中学生を除く) |
不正利用時の補償 | 申告日から30日前まで遡って損害額年間100万円まで補償 |
ショッピング保険 | 無し |
旅行傷害保険 | 無し |
振込手数料無料特典
無料
【他行口座宛】
158円※月2回〜15回まで無料(ランクに応じて異なる)
付帯保険が不正利用補償のみと少し物足りないですが、ショッピング保険や国内外旅行傷害保険を付けたいのであれば、年会費無料のクレジットカードを作るか、年会費11,000円(税込)のPLATINUM(MasterCard)を作ればカバーできます。
ミライノデビットPLATINUM(MasterCard)のスペックはこちらです。

発行金融機関 | 住信SBIネット銀行 |
国際ブランド | MasterCard |
カード種類 | 一体型デビットカード |
初年度年会費(税込) | 11,000円 |
2年目~年会費(税込) | 11,000円 |
年会費特典 | 無し |
発行期間 | 最長10日前後 |
ポイントバック還元率下限 | 1.0% |
ポイントバック情報 | 住信SBIネット銀行プレミアム会員入会で+0.4%上乗せ |
1日最大利用限度額 | 200万円(0円~200万円まで設定可能) |
審査 | 原則なし |
入会資格年齢 | 15歳以上(中学生を除く) |
不正利用時の補償 | 有り |
ショッピング保険 | 有り |
旅行傷害保険 | 有り |
付帯保険の補償内容
申告日から30日前まで遡って損害額年間100万円まで補償
【ショッピング保険】
最高100万円/自己負担金10,000円
※1事故あたり(最大90日間)
【旅行傷害保険】
海外旅行傷害保険 | |
傷害死亡・後遺障害(後遺障害) | 最高1億円(400万円~1億円) |
傷害治療費用 | 最高1,000万円 |
疾病治療費用 | 最高700万円 |
賠償責任 | 最高1億円 |
携行品障害(1年間) | 最高100万円※2 |
救援者費用(1年間) | 最高500万円 |
傷害死亡・後遺障害(後遺障害) | 最高1億円 |
国内旅行傷害保険 | |
傷害死亡 後遺障害 |
最高1億円 |
入院(1回につき) | 最高5,000円 |
通院(1回につき) | 最高5,000円 |
VISAのゴールドカードやJCBのゴールドカードよりも補償金額が上です。
ゴールドカードなどを作りたいのであれば、ミライノデビットPLATINUMを真っ先におすすめします!
ミライノデビット(MasterCard)では、ATM利用手数料を月2回から最大15回まで無料にすることが可能です。
無料回数を増やすためには、住信SBIネット銀行が行なっているスマートプログラムのランクを上げなくてはなりません。
最高ランクのランク4はかなりハードルが高めですが、ランク2までは比較的簡単に達成可能です。
スマートランクプログラムのランクと、ランクアップ条件は以下です。
【スマートプログラムランク&特典】
下記の取引状況の内、条件の列にある内容をどれか1つでもクリアすればランクアップになります。
ランク2は、30歳未満の利用者であれば、無条件でアップできます。
ランク | |||||
ランク4 | ランク3 | ランク2 | ランク1 | ||
ATM手数料 | 預入れ | 無制限で無料 | |||
引出し | 月15回で無料 | 月7回で無料 | 月5回で無料 | 月2回で無料 | |
当行の口座宛振込手数料 | 無制限で無料 | ||||
他行宛振込手数料 | 三井住友信託銀行 | 無制限で無料 | |||
上記以外 | 月15回で無料 | 月7回で無料 | 月3回で無料 | 月1回で無料 |
【スマートプログラム取引状況】
ランク2 | ランク3 | ランク4 | |
預金残高 | 総預金残高 月末30万円以上 |
総預金残高 月末300万円以上 |
外貨預金+仕組預金 月末合計500万円以上 |
住宅ローンの利用 | ー | 住宅ローン月末残高あり | 外貨預金+仕組預金 月末合計300万円以上 + 住宅ローン月末残高あり |
ロボアドバイザーの利用 | ロボアドバイザー 資産運用残高 月末10万円以上 |
ロボアドバイザー 資産運用残高 月末10万円以上 |
ー |
複数商品サービスの利用 | 以下より二つ利用 | 以下より3つ利用 | ー |
外貨預金 月末残高あり | |||
仕組預金 月末残高あり | |||
SBIハイブリッド預金 月末残高あり | |||
純金積立 月末時点で契約あり | |||
給与・賞与・年金受取 年内に入金あり | |||
目的・不動産担保ローン 月末残高あり | |||
BIG・toto購入と公営競技入金 月内合計2万円以上 |
|||
カードローン月末残高あり 50万円以上(2カウント) |
|||
Visaデビットカード 月末確定金額 1万円以上(1カウント)、3万円以上(2カウント) |
|||
クレジットカード「ミライノ カード(JCB)一般」 当月確定(翌月引落)金額 1万円以上(1カウント)、5万円以上(2カウント) |
|||
住信SBIネット銀行口座振替によるプリカチャージ 月内円貨チャージ合計金額 1万円以上(1カウント)、3万円以上(2カウント) |
|||
その他の条件 | 30歳未満 | ー | ー |
ATM手数料と他行宛振込手数料の無料回数が多いのは、無駄な出費を減らせるお得なカードといえますよ♡
まとめ【Mastercard(マスターカード)のデビットカードを紹介】
デビットカードのMasterCardについて解説してきました。
今回のおさらいです。
MasterCardブランドのデビットカードは、2021年4月13日現在、住信SBIネット銀行から発行されている、ミライノデビット(MasterCard)と、年会費11,000円(税込)のミライノデビットPLATINUM(MasterCard)、楽天銀行の「楽天銀行デビットカード(MasterCard)」、株式会社トマト銀行の「トマトMasterCardデビット」の4種類です。
MasterCardとは、アメリカ生まれの国際ブランドで、地元アメリカとヨーロッパでシェアを伸ばしています。

MasterCardが日本のデビットカード業界に参入したのは、日本人のデビットカードに対する認知度が上がったから。
今後、他の金融機関でもMasterCardブランドのデビットカードが発行される可能性は高いでしょう。
デビットカードには、VISAやJCB、MasterCardに加えて、日本国内だけで利用できるJ-Debitの4種類があります。
それぞれに特徴があるため、メリットやデメリットを理解した上でカード選びを行ないましょう。
MasterCardのデビットカードは他のデビットカード同様、審査なしで発行できます。
ただし、他のデビットカードと同じように、15歳以上(中学生を除く)しか発行できません。
ミライノデビット(MasterCard)を検討しているのであれば、おすすめは年会費10,000円の「ミライノデビットPLATINUM(MasterCard)」です。
付帯保険が全デビットカード中最高クラスの補償内容になっています。
海外旅行時のお供に活躍してくれます。
MasterCardブランドのデビットカードは、既存のデビットカード達に大きな影響を与える可能性が高いです。
一番影響を受けるのは、世界1位のVISAです。
補償内容などがほぼ同じ(一般カード)なため、還元率が高く、銀行サービスが優れているミライノデビットに乗り換えられる可能性もあります。
今後、メガバンクや地方銀行、ネット銀行でMasterCardブランドのデビットカードが新規発行されることも考えられます。

デビットカード愛用歴5年、このサイトを運営している桜井エミです。
マスターカードブランドのデビットカードが新登場したみたいですが、他のブランドと比べてどんな違いがあるのか、どんな特徴があるカードなのか気になりますよね。