紀陽銀行「紀陽JCBデビット」のメリット・デメリットを徹底分析!

紀陽銀行は和歌山県に本店を置く地方銀行です。

紀陽銀行からは「紀陽JCBデビット」が発行されています。

紀陽JCBデビットは、JCBブランドと提携しているデビットカードで、国内メインでカードを使うにはピッタリの1枚です。

そんな紀陽JCBデビットは、お買い物をするごとにポイントを貯められたり、旅行中に事故や病気になったときの補償サービス「旅行傷害保険」がついていたり、メリットも多いです。

ただ、ポイント還元率が他のデビットカードよりも低いため、効率良くポイントを貯めることが難しいなど、気になる点もちらほら・・・。

紀陽JCBデビットを持つ前には、前もってカードのメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。

桜井エミ
はじめまして。

デビットカード愛用歴5年、このサイトを運営している桜井エミです^ ^

さっそく以下では紀陽銀行「紀陽JCBデビット」のメリットとデメリットについて徹底分析していきたいと思います!

紀陽JCBデビット
紀陽JCBデビット
  • お買い物をするたびにポイントが貯まる
  • 旅行傷害保険付き
  • 安心のメール通知サービス付き
年会費 初年度無料(2年目以降1,080円)
発行手数料 無料
審査 なし
ポイントサービス OkiDokiポイント
ポイント還元率 0.3~0.5%
海外ATM手数料 JCBが定めるレート1.6%+3.0%(4.6%)
付帯サービス 不正利用補償/旅行傷害保険(国内・海外)
 国際ブランド

紀陽銀行「紀陽JCBデビット」とは?

紀陽銀行は「紀陽JCBデビット」を発行しています。

紀陽JCBデビット

紀陽JCBデビットは、国際ブランドJCBと提携しているデビットカードです。

JCBは、国内外に400万店以上の加盟店を持っています。また、国内ではほどんどのショップやレストランがJCBと提携しています。

ですから「デビットカードを国内メインで使いたい!」という方は安心して支払いをすることができますよ♪

紀陽JCBデビットの年会費は1年目は無料で使うことができます。

ただし、2年目以降からは1,080円の年会費がかかってしまいます。

ですが次の条件を1つでも満たすことで、翌年も年会費無料で紀陽JCBデビットを使うことができますよ( ^∀^)

翌年の年会費を無料にするための条件
  • 前年度1年間の利用額10万円以上
  • 22歳以下の方
  • スマホ代の支払いをデビットカード決済にする

上記でまとめた条件の中で、「年齢の条件」はどうすることもできませんよね(笑)

桜井エミ
年間で10万円以上の利用をすることと、スマホ代の支払いをデビットカード決済にするという条件は、どちらもカンタンにクリアできそうよね♪

年間で10万円の利用であれば、毎月8,000円以上の支払いを紀陽JCBデビットで済ませると、年間で10万円以上の利用額になります。

紀陽JCBデビットを、食事代や生活費、毎月の飲み代、洋服代など毎月の支払いに利用すれば良いだけです。難しいことは1つもありませんよね!

続いて、スマホ代の支払いについてです。これは今あなたが引き落としをしている、もしくはコンビニ払いや振込で支払っているスマホ代の支払いをデビットカード決済に変更すればいいだけです。

この条件もとってもカンタンにクリアすることができますよ( ^∀^)

また、紀陽JCBデビットは、15歳以上であれば誰でも使うことができます。

ですから、毎月のお小遣いを管理したい高校生や、バイト代を管理したい学生、節約をしたい主婦まで幅広い方が持つことができるんです。

桜井エミ
もちろん、無職の方でも大丈夫よ!

そんな紀陽JCBデビットのメリットについては、以下でくわしく解説しています。

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね♪

紀陽JCBデビットのメリット

紀陽JCBデビットのメリットは次の4つです。

紀陽JCBデビットのメリット
  1. 利用額に応じてOkiDokiポイントが貯まる
  2. JCB ORIGINAL SERIESを利用すると、効率よくポイントが貯まる
  3. 旅行傷害保険がついているため安心
  4. メール通知サービスが利用できる

それぞれのメリットについては以下で1つ1つくわしくお話ししていきますね。

利用額に応じてOkiDokiポイントをが貯まる

紀陽銀行「紀陽JCBデビット」を使ってコンビニやデパート、レストラン、ネット通販での支払いをすると、利用額に応じてOkiDoki(おきどき)ポイントが貯まります。

OkiDokiポイントプログラム

OkiDokiポイントとは、JCBのOkiDokiプログラムで使うことができるポイントのことです。

お買い物をするごとに貯めたOkiDokiポイントは、レストランでの食事券や商品券、また掃除機や加湿器などの家電製品などの景品と交換することができます。(景品の内容は時期によって異なります)

桜井エミ
ポイントを貯めた後は、自分の好きな景品と交換できるのはうれしいサービスよね!

OkiDokiポイントは、1,000円の支払いごとに1ポイント貯まります。

ちなみに、ポイントは「1ポイント=3円」のレートで交換することがでるため、ポイント還元率は0.3%ということになります。

ポイント還元率が0.3%というのは、他のJCBデビットカードと比べると低いですね。

JCBデビットカードで、効率よくポイントを貯めることができるのは「セブン銀行デビットカード」と「楽天銀行デビットカード(JCB)」です。

セブン銀行デビットカードの通常ポイント還元率は0.5%です。

ということは、100円の支払いで0.5円分のポイント、1,000円の支払いで5円分のポイント、10,000円分の支払いで50円分のポイントを貯めることができるんです!

また、セブン銀行デビットカードは大手コンビニチェーン「セブンイレブン」でお買い物をする場合のみ、還元率が1.5%にアップします。ですから同じ通常の還元率(0.5%)と比べると、獲得できるポイントはなんと3倍です!

これはめちゃくちゃお得ですよね( ^∀^)

楽天銀行デビットカード(JCB)については、いつでもどこでも還元率が1.0%なので、100円の支払いで1円分のポイントが貯まり、10,000円分の支払いでは100円分のポイントを貯めることができちゃいます!

桜井エミ
紀陽銀行「紀陽JCBデビット」は、還元率が0.3%なので、ポイントこそ貯まるものの、効率よくポイントを貯めるのは難しいかもしれないわね。

ただし、そんな紀陽JCBデビットでも、JCB ORIGINAL SERIES(ジェーシービー オリジナル シリーズ)を使うことで、ポイント還元率をアップさせることができるんです(^ ^)

JCB ORIGINAL SERIESを利用すると、効率よくポイントが貯まる

紀陽銀行「紀陽JCBデビット」はJCB ORIGINAL SERIES(ジェーシービー オリジナル シリーズ)を利用すると、効率よくポイントを貯めることができます。

JCB ORIGINAL SERIES

JCB ORIGINAL SERIESとは、特定のJCB加盟店でお買い物(支払い)をすると、OkiDokiポイントが通常よりも多く貯まるサービスのことです。

特定のJCB加盟店については、次のようなものがあります。

ポイントアップができるJCB加盟店
  • 高島屋店頭での利用でポイント3倍
  • 昭和シェル石油の利用でポイント2倍
  • Amazon利用でポイント3倍
  • AOKI店頭での利用でポイント5倍
  • 小田急百貨店での利用でポイント3倍
  • 全国のセブンイレブンでの利用でポイント3倍
  • 日本レンタカーの利用でポイント2倍
  • ビックカメラ店頭での利用でポイント2倍
  • 複数の居酒屋を展開しているワタミグループでの利用でポイント3倍

このように、JCB ORIGINAL SERIESを利用することで、紀陽JCBデビットのポイント還元率をアップすることができるんです。

お得ですよね( ^∀^)

例えば、高島屋や小田急百貨店でお買い物をすることが多い方であれば、紀陽JCBデビットで支払いをすることで、効率よくポイントを貯めることができます。

桜井エミ
また、家電製品の購入のためにビックカメラを利用する場合も、ポイント2倍のチャンスがあるわよ♪

紀陽JCBデビットは、通常の還元率は低いですが、JCB ORIGINAL SERIESに登録されている特定のショップやレストランで支払いをすることで、お得にポイントが貯まり、節約にも繋げることができます!

旅行傷害保険がついているため安心

また、紀陽JCBデビットには、国内と海外で利用できる「旅行傷害保険」がついています。

旅行傷害保険とは、国内外へ旅行に行ったときに、万が一事故に遭ったり病気をしたりしたときに保証されるサービスのことです。

補償額は最大で3,000万円までとなっています。

ちなみに、紀陽JCBデビットについている旅行傷害保険では、国内・海外でそれぞれ補償される内容が変わります。

くわしくは次の表をみてください。

国内旅行傷害保険 海外旅行傷害保険
傷害による死亡・後遺障害 最高3,000万円まで 最高3,000万円まで
傷害による治療費用 100万円限度
疾病による治療費用 100万円限度
賠償責任 2,000万円限度
携行品の損害 1旅行につき20万円限度
救援者費用等 100万円限度

このように、国内と海外では補償内容が変わってくるんです。

表をみてみると、国内よりも海外旅行の傷害保険が充実していることがわかりますね(^ ^)

これほど充実していれば、ハワイやグアム、タイ、香港、韓国などの観光地に旅行に行ったときも安心です。

ちなみに、表を見ただけでは「後遺障害???賠償責任??何それ・・・」と、それぞれの補償内容についてなんのことだか理解できないですよね?

ぶっちゃけ、私も保険にはくわしくなかったので、後遺障害とか賠償責任とか言葉で聞いてもどのような内容の保険なのかよくわかりませんでした(笑)

それぞれの保険内容のくわしい内容も以下でまとめましたので、見てくださいね( ^∀^)

死亡・後遺障害
海外旅行中に不慮(ふりょ)の事故などで死亡したり後遺障害を負ったりしたときに保険金がもらえる(例:海外旅行中、交通事故に巻き込まれて死亡した場合の保険金、など)。

傷害・疾病治療
海外旅行中にケガや病気が起こり、現地の病院で治療を受ける際の治療費の補償(例:海外旅行中に現地の食べ物で食中毒になり、現地の病院で治療を受けるときの治療費の補償、など)

賠償責任
海外旅行中に他人の持ち物を壊してしまい、賠償責任を負ったときの補償(例:ホテル宿泊中にお風呂にお湯を入れているときに寝てしまい、ホテルの床を水浸しにしてしまったときの損害賠償の補償、など)

携行品の損害
海外旅行中に自分の持ち物が盗まれたり壊れたりしたときの補償(例:海外旅行中、アスファルトの地面に自分のカメラを落として壊してしまったとき、そのカメラの購入費用(もしくは修理費)の補償、など)

救援者費用
海外旅行中にケガ・病気などで入院する際に、家族がお見舞いに来るための移動費用や、ケガ・病気などが重くて別の国や地域にある病院に搬送されるときなどの補償(例:海外旅行中に不運にも遭難してしまった場合の遭難救助費用、海外旅行中に大怪我をして入院することになったときに自分の家族がお見舞いに行く際の交通費、など)

桜井エミ
紀陽銀行「紀陽JCBデビット」の旅行保険が適用されれば、国内や海外で何かトラブルが起こったときにでも、ある程度の補償をしてもらうことができるわよ♪

メール通知サービスが利用できる

また、紀陽銀行「紀陽JCBデビット」では、お買い物をするごとに利用明細をメールでお知らせしてくれる「メール通知サービス」を利用することができます。

メール通知サービスがあれば、万が一第三者があなたのカードを不正に使った場合でも、届いたメールのおかげで

すぐに不正利用を発見することができるのです。

これなら、仮にカードを無くしたことに気づかなくても、メール通知のおかげで必要以上にデビットカードを悪用されずに済みます(もちろん、不正利用されたお金は補償が効くため、戻ってきますが)

桜井エミ
いつどこでお買い物をしたかについても、メール通知を見るたびに確認することができるから、お金管理にも繋がるわよ♪

紀陽JCBデビットのデメリット

続いては、紀陽JCBデビットのデメリットです。

デメリットは大きく分けて次の2つです。

紀陽JCBデビットのデメリット
  1. ポイント還元率が低い
  2. 条件を満たしていないと、翌年から年会費がかかる

以下では、紀陽JCBデビットのデメリットをくわしく解説します。

ポイント還元率が低い

紀陽銀行「紀陽JCBデビット」は、ポイント還元率が低いのがデメリットです。

先ほど、メリットとして「利用額に応じて、OkiDokiポイントを貯めることができる」ということをお話ししました。

ただ、ぶっちゃけお買い物をするたびにポイントを貯めることができるデビットカードは、めちゃくちゃたくさんあります。

先ほども紹介したとおり、同じJCBブランドのデビットカードでは、セブン銀行デビットカードと楽天銀行デビットカード(JCB)が、効率よくポイントを貯めることができます。

桜井エミ
一方で、紀陽銀行「紀陽JCBデビット」は、ポイントは貯められるものの、還元率が0.3%だから、お買い物をしてもなかなかポイントが貯まらないわね。

毎日のお買い物で使うカードですから、効率よくポイントが貯まるデビットカードを持ちたいものですよね。

となれば、紀陽JCBデビットよりもカンタンにポイントを貯めることができて、なおかつ年会費が無料の「セブン銀行デビットカード」や「楽天銀行デビットカード(JCB)」を検討することをオススメします。

条件を満たしていないと、翌年から年会費がかかる

また、紀陽JCBデビットは、条件次第ではカードを発行した翌年から年会費がかかってしまいます。

紀陽JCBデビットは1年目のみ年会費が無料です。

翌年には、1,080円の年会費がかかります。年会費については冒頭でもお話しした通り、年会費を無料にするための条件を1つでも満たさなければいけません。

その条件をもう一度以下でまとめておきます。

翌年の年会費を無料にするための条件
  • 前年度1年間の利用額10万円以上
  • 22歳以下の方
  • スマホ代の支払いをデビットカード決済にする

上でまとめている条件を1つでも満たすことで、2年目以降の年会費を無料にすることができます。

年会費1,080円というのは決して高い金額ではありません。別にデメリットに感じないという方もいるでしょう。

桜井エミ
ただ、毎年年会費のことを考えて生活するのもなんだか面倒よね・・・。

それよりは、年会費無料でお得に使えるデビットカードを持ったほうが気持ちの面でもラクだと思いますよ(^ ^)

まとめ

ここでは、紀陽銀行「紀陽JCBデビット」のメリットとデメリットについて徹底解説しました。

いかがでしたか?

紀陽JCBデビットは、JCBと提携しているため、国内メインでデビットカードを使いたい方にはぴったりです。

また、お買い物をするごとにポイントを貯めることができ、節約にも繋がりますよ♪

ただし、他のJCBデビットカードと比べるとポイント還元率がめちゃくちゃ低いため、効率良くポイントを貯めたい場合は「セブン銀行デビットカード」や「楽天銀行デビットカード(JCB)」を使うことをオススメします。

しかしながら、紀陽JCBデビットも付帯サービスは充実していますし、ポイントを貯めることができないというわけではありません。

このページのメリットとデメリットを理解した上で「紀陽JCBデビットを使ってみたい!」という場合は、毎日の生活に取り入れてみると良いです。

デビットカードは、毎日使うカードです。ですから、自分に合った使い勝手の良いデビットカードを選ぶようにしてくださいね( ^∀^)

紀陽JCBデビット
紀陽JCBデビット
  • お買い物をするたびにポイントが貯まる
  • 旅行傷害保険付き
  • 安心のメール通知サービス付き
年会費 初年度無料(2年目以降1,080円)
発行手数料 無料
審査 なし
ポイントサービス OkiDokiポイント
ポイント還元率 0.3~0.5%
海外ATM手数料 JCBが定めるレート1.6%+3.0%(4.6%)
付帯サービス 不正利用補償/旅行傷害保険(国内・海外)
 国際ブランド