デビットカードは、VISAやJCBの国際ブランドがついているので日本国内だけでなく、海外のショップやレストランでの支払いにも使うことができます。
ですから海外旅行や出張、留学にも便利です。
もし、あなたがハワイやグアム、台湾などの海外旅行に行こうと思っているのであれば、デビットカードを持っていく価値は大いにあります。
ただ、ここで問題になるのが、海外でのデビットカードの使い方です。
「海外では具体的にどのお店やレストランで使えるのか?」
「現地で現金が必要になったとき、デビットカードを使ってキャッシングするにはどうすればいいのか?」
などなど、海外に出かける前に使い方をきっちり知っておかないと、現地で大変な思いをすることになるかもしれません。
そこでこのページでは、超具体的にデビットカードの海外での使い方、現地通貨の引き出し方(キャッシングのやり方)について説明したいと思います。
ちなみに、上記では「キャッシング方法のやり方について説明」と書きましたが、ここで使うキャッシングとは「お金を借りる」という意味ではありません。ここでは「銀行ATMからお金を引き出す」という意味です。
少しややこしいですが、「キャッシング=銀行ATMからお金を引き出す」という意味で理解しておくようにしてくださいね(^ ^)
またこのページでは、海外で便利なデビットカードについても紹介しますね!
さっそくまいりましょう!
デビットカードは海外でも使える!
デビットカードは、お買い物をすると指定の銀行口座からすぐにお金が引き落とされる仕組みの支払い用カードのことです。
即時決済型(そくじけっさいがた)カードとも呼ばれています。
クレジットカードよりも知名度の低いデビットカードですが、クレジットカードとまったく同じように使うことができます。
お店の店員さんにカードを手渡し「1回(一括)払いで」と伝えるだけでOK
デビットカードであれば、お会計でいちいち小銭を数えたり、お釣りの計算をしたりすることなくカンタンに支払いを済ませることができちゃいますよ。
とても便利なデビットカードですが、海外でも使えます!
日本人が大好きなハワイやグアム、タイなど海外でも大丈夫。海外留学をしようと思っている学生や、海外出張、そして海外旅行に行くときにもとっても便利です。
ただ、海外旅行でデビットカードを使うときには注意点があります。
それは、全てのデビットカードが海外で使えるというわけではないということです。
海外で使えるデビットカードはVISAかJCBブランドと提携しているものだけです。
これから海外に出かけようとしているのであれば、自分に合ったブランドと提携しているものを見つけることが大切です。
デビットカードの種類については次で説明しています。
海外で使えるのはVISA・JCBデビットカードだけ
デビットカードは、大きく3種類に分けることができます。
具体的には以下の通りです。

- VISAデビットカード
- JCBデビットカード
- J-Debitカード
このうち「VISA」と「JCB」の国際ブランドと提携しているものは海外でも利用できます。しかし、「J-Debit」は日本国内だけでしか使うことができません。
はじめに、ゆうちょ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行キャッシュカードについているJ-Debitについて説明します。
下の写真をみてください。

このカードは、私が普段使っているみずほ銀行のキャッシュカード です。
写真をみると、カードの裏面にJ-Debitのマークがついていることがわかりますね。
J-Debitカードは国内のみで使うことができるデビットカードです。ですから、海外のお店やレストランでは一切使うことができないんです。
海外で使う場合は、J-Debitのついたカードではダメです。
これに対して、次の写真をみてください。

この写真では、VISAとJCBのマークがカードの券面に入っていることがわかりますね。
「VISA」と「JCB」と提携しているデビットカードは、海外のショップやレストランでの支払いに使うことができます。
海外で使うならVISAデビットカードが安心
VISAかJCBと提携しているデビットカードであれば海外でも使えるのですが、VISAの方が圧倒的に安心です。
海外でVISAを選ぶと良い理由は、海外にはVISAと提携しているショップやレストランがめちゃくちゃ多いからです。
海外にはVISAと提携しているショップやレストランが約4,4000万店以上あります。
また、VISAはアメリカや韓国、インドなどの経済発展が進んでいる国から、メキシコやエジプトなどの経済発展が遅れている国まで幅広い地域で使うことができます。
それぞれの国でカード決済ができる99%のお店は、VISAで支払いができるんです。
一方でJCBは、ハワイやグアム、香港、タイなど日本人がよく行く有名な観光地では問題なく使うことができます。
しかし、基本的には国内メインのブランドになるため、JCBデビットカードを海外旅行で持っていっても、「VISAは使えるのに、JCBは使えない・・・」というお店が結構でてきてしまうんです・・・(汗)
海外では不安がいっぱいです。お会計のときに「オー、JCBツカエナイヨー」と言われてしまうと、パニックになってしまうかもしれませんよね(笑)
そのため、出張や留学、もしくは海外旅行に行くための支払い用にデビットカードを使いたい場合は、海外の多くのショップやレストランで使うことができるVISAデビットカードを選ぶようにしてくださいね。
ちなみに、VISAと提携しているデビットカードは、次のようなものがあります。
デビットカード | ブランド | 年会費 |
---|---|---|
ジャパンネット銀行デビットカード | VISA | 永年無料 |
住信SBIネット銀行デビットカード | VISA | 永年無料 |
三菱UFJ銀行デビットカード | VISA | 1,080円 |
楽天銀行デビットカード | VISA | 1,029円 |
スルガ銀行HISワールドキャビットVisaデビットカード | VISA | 永年無料 |
ソニー銀行デビットカード | VISA | 永年無料 |
イオン銀行デビットカード | VISA | 永年無料 |
GMOあおぞらネット銀行デビットカード | VISA | 永年無料 |
北陸銀行デビットカード | VISA | 永年無料 |
琉球銀行デビットカード | VISA | 540円 |
上の表をみてわかるように、海外で使い勝手の良いVISAと提携しているデビットカードはたくさんあります。
VISAデビットカードは年会費無料のものが多いため、気軽にカードを作ることができるのもメリットですね♪
海外でのデビットカードの使い方
さて、ここではさっそく海外でのデビットカードの使い方について説明していきます。
海外でデビットカードを使うときは、国内でクレジットカードを使うときとまったく同じです。
海外のショップやレストランで、店員さんに「お会計お願いします(Check,please)」と伝え、カードを渡すだけでOK
難しいことは何もありませんね(^ ^)
海外で訪れたショップやレストランで、デビットカードの支払いができるのかどうかを確認したい場合は、レジの横にあるステッカーを確認してみてください。
ステッカーとは次のようなものです。

あなたも、自宅近くのスーパーやよく行く洋服店、デパートなどで上の写真のようなステッカーを見たことがあるはずです。
このように各カードブランドのマークが表示されているステッカーを「ブランドステッカー」を言います。
ブランドステッカーに「VISA」のマークが入っていれば、その店舗でデビットカードを使うことができますよ!
デビットカードを海外で使うときも、現金(現地通貨)払いのように、小銭やお札を数えたり、合計金額の計算をしたりすることがなくなるため、カンタンに支払いを済ませることができます。
ですから、現地通貨でのお金の計算が苦手な方でも、支払いがとってもラクになりますよ。便利ですよね(^ ^)
海外での現地通貨の引き出し方法(キャッシング方法)
続いて、海外での現地通貨の引き出し方法(キャッシング方法)について解説します。
ここで「キャッシング」という言葉が出てきますが、ここでの「キャッシング」という意味は「お金を借りる」ということではありません。
デビットカードは、お支払いをするとすぐに銀行口座からお金が引き落とされる仕組みなので、クレジットカードのようにお金を借りる機能(キャッシング機能)がついていません。
ここでは、「キャッシング方法」を表記していますが、デビットカードのキャッシングとは「お金を借りる」ということではなく、「銀行ATMからお金を引き出す」という意味です。
なんだかややこしいですが、「デビットカードのキャッシング=銀行ATMからお金を引き出すこと」として理解しておくようにしてくださいね(^ ^)
では、さっそくデビットカードでの現地通貨の引き出し方について解説していきます。
デビットカードは海外ATMで現金(現地通貨)を引き出すことができます。
次の写真は、実際にタイのATMで現金(現地通貨)を引き出しているときの写真です。

海外旅行へ行ったときは、現地の屋台や小さな雑貨屋さんなど、「現金(現地通貨)でしか、支払いをすることができないお店」が出てくるはずです。
この場合、手元に現地通貨がなければ、支払いをすることができず、食べたいものや欲しいものを諦めなくてはいけないことも・・・
ですが、現地通貨が必要になったとき、海外のATMを使えばすぐに現地通貨を引き出すことができるのです。
ATMで現地通貨を引き出すときには、必ずデビットカードに設定した暗証番号入力が必要になります。ですから、事前に決めた暗証番号は忘れずに覚えておくようにしてくださいね。
同時に、海外に行く前には、デビットカードの指定口座に残高が十分あるかどうかも確認しておくことが大切です。
また、海外ATMからお金を引き出すときには、108円〜216円ほどの手数料がかかります。
各デビットカードの海外ATM手数料については以下の表を参考にしてください。
デビットカード | 海外ATM利用手数料 |
---|---|
セブン銀行デビットカード | ATM手数料:108円 (加えて、JCB基本レート+3.0%) |
住信SBIネット銀行デビットカード | 円決済:VISAの定める為替レート+利用手数料2.5% 米ドル:利用手数料2.5% 米ドル以外の外貨:VISAの定める為替レート+利用手数料2.5% |
ジャパンネット銀行デビットカード | 出金手数料無料 |
三菱UFJ銀行デビットカード | ATM手数料:108円 (加えて、利用手数料3.0%) |
楽天銀行VISAデビットカード | ATMによって手数料がかかる (JCBが定めるレート+3.024%) |
スルガ銀行HISワールドキャビットVISAデビットカード | 出金手数料216円 (加えて、VISAの定める為替レート+利用手数料3.0%) |
ソニー銀行デビットカード | ATM手数料216円+利用手数料1.76% |
手数料は各銀行のデビットカードにより異なります。例えば、三菱UFJ銀行デビットカードなら1回の手数料が108円に加えてさらに利用手数料がつきます。
計算すると・・・・というようになります。(ここの計算をお願いしたいです)
ただ、ジャパンネット銀行デビットカードのように、出金手数料が無料になるものもあります。
海外でATMを利用する可能性がある方は、手数料についても事前に考えた上で、使うデビットカードを選んだほうが良いですよ。
海外でデビットカードが役立つ3つの理由
ここまでのお話では、海外にはVISAブランドのデビットカードを持つと良いということがわかったと思います。
海外では、VISAデビットカードを持っていくと間違い無いですね♪
さらに海外でデビットカードが役立つことには3つの理由があります。
デビットカードが海外でオススメの理由は次の通り。
- 支払いがカンタン
- セキュリティ面が高い
- 補償サービスがついていて万が一の時でも安心
デビットカードは、海外で使う場合のメリットがとっても多いです!
それぞれのメリットについては以下で1つ1つ説明しています。
支払いがカンタン
デビットカードはカード決済なので、お財布に入っている現金をいちいち計算する必要がなくなり、海外での支払いがラクになります。
海外では日本円を使えるところもありますが、一部のレストランやショップでは現地通貨しか使えないところもあります。ですから、現金での支払いに時間がかかることもしばしば…
例えば、普段は日本に住んでいて、たまに海外旅行に行く場合、他国の通貨でお会計の計算するのって結構難しいですよね?
私は、現地通貨での支払いがめちゃくちゃ苦手です・・・
海外で現金払いをしようともなると、いつも支払いにもたもたしてしまい後ろに並んでいるお客さんを待たせてしまうので、海外では必ずカードで支払いを済ませています(笑)
カード払いの方がお会計で手間や時間もかからないし、本当にラクです。
繰り返しになりますが、デビットカードの支払い方法はクレジットカードと同じです。カード払いができるショップやレストランのレジにて、店員にデビットカードを渡し、専用機器に暗証番号を入力するだけ。
現金払いよりも、時間をかけずにカンタンに支払いを済ませることができますよ♪
デビットカードは、海外旅行に行ったときの支払いをカンタンに済ませることができるため、海外旅行が好きな方は1枚持っておくことをオススメします。
セキュリティ面が高い!万が一カードを落としたときでも安心
デビットカードは、クレジットカードと同じくらいセキュリティ面が高いです。
ですから、海外で現金(現地通貨)を使って支払いをするよりも安全性が高いんです。
海外で現金払いをするということは、お買い物や食事に備えてお財布の中に3万円、5万円とお金を入れておくことになりますよね?
ただ、海外ではスリが多いので、お財布の中に現金を入れて出歩くのはとっても危険です!
とくに、日本人は外国人から「お金持ち」と思われてしまうので、スリに遭いやすいんですよ。
一方で、デビットカードは、カードタイプの支払い方法なのでお金を財布の中に入れておく必要がありません。
ですから、お財布の中がお札でいっぱいになることもありませんし、カードをカバンの内側など安全な場所に入れておけば、スリに遭う危険性が減ります。
さらにデビットカードは、お会計の時に必ず4桁の暗証番号を入力しなければいけません。
この入力する4桁の暗証番号を覚えていないと、支払いを済ませることができなくなってしまいます。
よって、仮にあなたが海外でデビットカードを落としてしまい、第三者があなたのデビットカードで支払いをしようとしても、正しい暗証番号を入力できないとお会計をすることできないのです。
4桁の番号を1回で当てられる人なんてほとんどいないため、第三者が落としたカードを使って不正な利用をするのはめちゃくちゃ難しくなります。
現金であれば、仮に街中に落としてしまうと、第三者がすぐに現金を使うことができます。
しかし、デビットカードは、万が一何かあったときでも確実に安全です。
ですから、海外旅行へ行ったときに、仮にデビットカードを街中で落としてしまったときも、あなたが決めた4桁の暗証番号を当てることができなければ、支払いをすることができないため、セキュリティ面も心配はありませんよ(^ ^)
このようにデビットカードはセキュリティ面がクレジットカードと変わらず優れているため、海外でお買い物をするときなども安心してお会計をすることができます。
補償サービスが付いているから何かあっても安心
デビットカードには、不正利用補償やショッピング保険などの各種補償サービスがついているため、万が一デビットカードを落として、第三者にカードを悪用された場合でも安心です。
例えば、デビットカードは各カードによって「万が一第三者にカードを不正に利用されても、補償限度額の範囲内であれば、「お金を補償してくれるサービス」がついています。
各デビットカードの補償限度額については以下の表をみてください。
デビットカード | 補償サービス | 補償限度額 |
---|---|---|
セブン銀行デビットカード | 不正利用補償 | 500万円/1年 |
住信SBIネット銀行デビットカード | 不正利用補償 | 100万円/1年 |
ジャパンネット銀行デビットカード | 不正利用補償 | 500万円/1年 |
三菱UFJ銀行デビットカード | ショッピング保険 旅行保険 不正利用補償 |
100万円/1年 |
楽天銀行デビットカード | 不正利用補償 | 100万円/1年 |
スルガ銀行HISワールドキャビットVisaデビットカード | ショッピング保険 不正利用補償 |
100万円/1年 |
ソニー銀行デビットカード | ショッピング保険 不正利用補償 |
200万円/1日 |
上の表を見るとわかるとおり、海外で第三者にデビットカードを悪用されてしまった場合、少なくても100万円、最大で500万円ほどの補償額を支払ってもらえるため、何かあっても安心です!
「カード払いはラクだけど、何かあった時のことを考えると海外でカード払いするのは怖い」などというように、カード決済に抵抗がある方でも、デビットカードは安心して現地でのお買い物を楽しむことができますよ(^ ^)
デビットカードを海外で使うときの注意点
先ほどもお話しした通り、海外に行ったときのショップやレストランでの支払いがラクになるVISAデビットカードは、海外で使うべきメリットがたくさんあります。
ただし、デビットカードを海外で使うときには、ある2つの注意点もあるのです。
それは次の2つです。
- デビットカードが使えないショップやレストランもある
- デジポット(保証金)には注意
この2つの点については、以下でさらにくわしく解説していきます。
デビットカードが使えないショップやレストランもある
VISAデビットカードは、海外のブランドショップや雑貨店、家電製品店などでお買い物をするときや、現地のレストランで食事をするときの支払いで使うことができます。
しかし、お店によってはカード決済をすることができない店舗も出てくるのです。
例えば、個人でやっているような小さな雑貨屋や、屋台、現地のガソリンスタンドなどの一部ではデビットカード決済ができず、全て現金払いになってしまいます。
このような場所は、デビットカード決済用の機械を導入していないため、デビットカードはもちろん、クレジットカードでの支払いもすることもできません。
ですから、海外へ行くときには国や場所によっては、デビットカードでの支払いができないということを十分に理解し、いざというときのために現地の両替所で現地通貨を両替しておき、現金(現地通貨)も少し持っておくと良いですよ。
デジポット(保証金)には要注意
海外でレンタカーを借りて旅行をするときや、ホテルに泊まるときには「デジポット」と呼ばれている保証金を支払わなければいけないケースがあります。
ただ、デジポットの支払い方法は、各店舗やホテルにより異なります。
このデジポットですが、例えばホテルに泊まるときに一度デジポットを支払うと、チェックアウト後に、利用料や宿泊料の一部差額が返される仕組みになっています。
仮にデジポットの支払いをデビットカードで支払ってしまうと、口座からすぐにお金が引き落とされますが、差額の返金がある場合、返金に1〜2週間ほどの時間がかかってしまうことがあります・・・
また、元からデジポットの支払いがデビットカードに対応していないホテルや店舗もあるため、あらかじめ何万円かは貴重品として現金を持ち歩く対策をとっておくようにしてくださいね。
海外で使うデビットカードの選び方
デビットカードが海外で問題なく使うことができれば、次に気になるのは「一体どのデビットカードを選んだらいいのか」ということですよね。
最近では、多くの銀行がデビットカードを作り始めているので、デビットカードの種類が豊富になっています。
これからはじめてデビットカードを持とうと思っている場合、自分に合った使い勝手の良いデビットカードを選ぶにはどうしたらいいのかわかりませんよね・・・
海外利用に強いデビットカードを選ぶためにはいくつかのポイントがあります。
それは以下の3つです。
- VISAブランドであること
- 年会費が無料であること
- ポイント還元率が高く効率よく支払いができるもの
まず、先ほども説明した通り海外旅行や出張でデビットカードを使うなら、必ず「VISAブランドのもの」を選ぶようにしてください。
JCBブランドはポイント還元率が高く毎日の生活ではかなり使い勝手は良いですが、海外で使えるお店がとても少ないため、海外利用に弱いです。
しかしVISAブランドであれば、カード決済ができるお店であればほぼ間違いなくカードで支払いをすることができるため、支払いがより便利になります。
また、デビットカードには、年会費がかかるものとかからないものがあります。
この点については、デビットカードに1,000円や2,000円など年会費を払ったからといってポイント還元率がめちゃくちゃ高いというわけではありません。
また、年会費を支払う分、付帯保険サービスがついたり、ショップやレストランでの割引サービスがつくなどといった毎月おトクな優遇サービスがあるわけでもないんです・・・
結論、年会費を支払ってもこれといったメリットがないため、デビットカードを選ぶときは年会費は無料のものにしたほうが良いです。
最後に、ポイント還元率についてです。
ポイント還元率とは、お買い物をするごとに獲得できるポイントの割合です。
VISAデビットカードにも、もちろんポイント還元サービスがついているものが多いです。VISAデビットカードのポイント還元率を平均すると、0.2~0.6%になっています。
還元率0.2%のVISAデビットカードを使うと、100円で0.2円分のポイント、1,000円で2円分のポイント、10,000円で20円分のポイントが貯まります。
1一方で、還元率が0.6%のVISAデビットカードを使うと、100円の支払いで0.6円分のポイント、1,000円で6円分のポイント、10,000円で60円分のポイントを貯めることができます。
海外旅行でお買い物をするときや、留学・仕事で海外に行く方にとっては、食事や買い物で5万円、10万円と結構たくさん支払いをしてしまうはず。
そのときに、同時に効率よくポイントを貯められるものを選ぶと、貯まったポイントを1ポイント1円として使うことができ、節約にも繋がりますよ(^ ^)
このようなことから、デビットカードを選ぶときにはポイント還元率も重視するようにしてくださいね。
管理人のイチオシは「住信SBIネット銀行デビットカード」
海外で多くのショップやレストランでの支払いがラクになるデビットカードですが、海外利用にオススメできるのは「住信SBIネット銀行デビットカード」です。

年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.6% |
1日の利用限度額 | 200万円 |
付帯サービス | 不正利用補償 |
住信SBIネット銀行デビットカードは、海外で使える店舗を多く持つ国際ブランド「VISA」と提携しているデビットカードです。
住信SBIネット銀行デビットカードが海外利用にオススメの理由は2つあります。
まず1つ目は、VISAブランドのデビットカードにはめずらしく「ポイント還元率が高い」ということ。
先ほども説明しましたが、基本的にVISAデビットカードは、お買い物と同時に付与されるポイント還元率が0.2〜0.5%と低いものが多いです。
しかし、住信SBIネット銀行デビットカードは、ポイント還元率が0.6%と高く、海外ショッピングやレストランでの食事などのお会計と同時に効率よくポイントを貯めることができます。
あなたが海外で1万円分のお土産を買い、支払いを住信SBIネット銀行デビットカードで支払うとすれば、同時に60円分のポイントを獲得することができるんです!お得ですよね♪
よって、住信SBIネット銀行デビットカードは現金払いでは貯めることができないポイントを貯められるため、おトクなお買い物をすることができますよ!
もう1つのメリットは、住信SBIネット銀行デビットカードは、決済方法が「円」と「米ドル」の2種類に対応しているため、支払い方法を自由に選ぶことができるということ。
住信SBIネット銀行デビットカードなら米ドルで支払いをしたいときでも、カンタンに米ドル決済ができるので、より海外利用に強いカードとなります。
このようなことから、海外へ旅行や留学、仕事で行くときにデビットカードを使いたい場合は「住信SBIネット銀行デビットカード」がオススメですよ(^ ^)
>>>住信SBIネット銀行デビットカードのカード紹介はこちら
まとめ
デビットカードは、国内外問わずどこの国でも使うことができてとっても便利です。
出張や留学を控えている、またこれから海外旅行へ行こうと思っている場合はVISAブランドのデビットカードを選ぶようにしてください。
デビットカードは、支払いの仕組み以外はクレジットカードと変わりありませんので、クレジットカードに抵抗がある場合でも問題なく海外でお買い物を楽しむことができます。
海外旅行へ行くときに、多額の現金を持って行くのはとても危険です。海外へ行くときは口座に使う分のお金を入れ、デビットカードを持っていくようにしてくださいね(^ ^)
デビットカードは年会費無料でカンタンに作ることができるので、これから仕事や旅行で海外へ行く機会がある方は、一度VISAブランドのデビットカードを作ってみることをオススメします!