あなたは普段ATM手数料を気にしていますか?
デビットカードを選ぶ上でのポイントに「ATM手数料無料特典の有無」があります。
ひと昔前は、ATM手数料といっても、それほど気にする額ではなくなりました。
しかし、コンビニATMの登場をきっかけに、ATMの手数料に対する世間の認識が変わってきたのは事実です。



そうなんです。
ATM手数料って、1回にかかる手数料は100円〜200円程度ですが、毎月3回とか4回とかATM手数料を支払っていると、毎月無駄なお金を捨てているようなことになります。
もったいないですよね・・・。
できることなら。
「「「ATM手数料ってできるなら払いたくなーい!」」」
と思っている方がほとんどなはず。
安心してください♪
実は、デビットカードにはATM手数料を節約できるカードが存在するんです!
おっと、これはワクワクしてきますよね♪
では、ATM手数料を安く(無料に)できる最強のデビットカードは一体どのデビットカードなのでしょうか?
今回はATM手数料が安くなるデビットカードを数社比較しながら解説していきますね(^ ^)
ATM手数料は年間で結構なコストがかかる?
ATM手数料は、年間で考えると結構高額になります。
例えば、引き出し手数料が220円(税込)で、月に4回利用するとしましょう。
4回×200円=800円
800円×12ヶ月=9,600円


そうなんです。
ATM手数料って、1回あたりに支払う金額は安いですが、利用頻度が高い人ほど年間の手数料で10,000円近くも支払っていることになるんです。
- 月に3~4回ATMを利用した場合、年間で10,000円ほどのムダなコストがかかっている。
- ATMの使用頻度を考えると、ATM手数料の合計額は高額になりやすい。
実際に1ヶ月にかかったATM手数料のコスト
いくらATM手数料が「ちりも積もれば」で高くなりますよ!といっても、いまいち信ぴょう性に欠けますよね?
そこで、実際のATM明細を使って、リアルなATM手数料を計算していきます!
以下の画像は、実際に12月に利用したATMの詳細です。

年末ということもあり、忘年会や年越しの買い出しなどでちまちまと現金を引き出しているのがわかりますね。
1ヶ月の3日間の間に、4回もATMを利用しています。
- 12/26:108円
- 12/26:108円
- 12/27:216円
- 12/29:216円
632円あれば、コンビニ弁当+ドリンクが買えちゃいますよね。
もちろん年末という、何かと物入りなシーズンなので現金が必要なのは理解できます。
しかし、632円は大きい!
これが年間を通して考えるといくらになるかシミュレーションしてみました。
- 1月・・・正月明けで新年会×2回(会社と取引先)+10日に1回=計5回で1,000円
- 2月・・・バレンタインデーで1回+10日に1回=計4回で800円
- 3月・・・歓送迎会などで2回+10日に1回=計5回で1,000円
- 4月・・・新入社員との飲み会で2回+10日に1回=計5回で1,000円
- 5月・・・GWで旅行中に2回+10日に1回=計5回で1,000円
- 6月・・・10日に1回=計3回で600円
- 7月・・・同僚とビアガーデン等で2回+10日に1回=計5回で1,000円
- 8月・・・お盆休みで帰省し2回+10日に1回=計5回で1,000円
- 9月・・・10日に1回=計3回で600円
- 10月・・・シルバーウィークで旅行中に2回+10日に1回=計5回で1,000円
- 11月・・・休日に紅葉を見に週末小旅行で2回+10日に1回=計5回で1,000円
- 12月・・・忘年会×2回+帰省先で2回+10日に1回=計7回で1,400円
トータル・・・12,540円(税込)
手数料だけで12,000円も支払うことになりますね!
12,000円もあれば何ができますか?
何が買えますか?
ATM手数料とは、それぐらい大きな出費になってしまうんです!
- 10日に1回ATMで現金を引き出した場合、最低でも月600円の負担になる
- イベントなどによってATMの利用手数料は上下するが年間で見ると10,000円を超える場合がほとんど

ATM手数料の差はデビットカードのポイントやキャッシュバック還元率以上に重要!
先ほどのシミュレーションでは、12,000円以上の手数料が発生することがわかりました。
この12,000円という金額をポイントやキャッシュバックに置き換えると、どうなるでしょうか?
デビットカードのポイント還元率やキャッシュバック還元率は、高くても1.0%程度です。
12,000円分のポイントやキャッシュバックを受けるためには、還元率1.0%で考えた場合、120万円も使わなければいけません。
120万円を使うよりも、ATM手数料を安くした方が、ポイント還元率よりも大事だということがおわかりいただけるはずです。
- ポイント&キャッシュバック還元率<ATM手数料
- ATM手数料を稼ぐためのポイント&キャッシュバックにしないためにはATM手数料そのものを安くする

各デビットカードのATM手数料をまるっとまとめてみた
ATM手数料の重要性を理解したところで、デビットカード主要各社のATM手数料をまとめてみました。
三菱UFJ銀行デビットカード

まずは、三菱UFJ銀行デビットカードについてです。
三菱UFJ銀行デビットカードを、一番はじめに紹介する理由は、とにかくATM手数料をグッと節約できる最強のカードだからです!
三菱UFJ銀行から発行されている三菱UFJ銀行VISA-デビットとJCBデビットのスペックは以下です。
年会費 | 初年度無料(2年目以降:1,100円税込) |
ブランド | VISA・JCB |
還元率 | 自動キャッシュバック還元(0.2%) |
付帯サービス | VISA:ショッピング保険(海外)・不正利用補償 JCB:ショッピング保険(海外)・旅行傷害保険(国内・海外)・不正利用補償 |
本店・支店でのATM入金手数料 | 0円 |
本店・支店ATMでの出金手数料 | 平日土日祝かかわらず無料 |
三菱UFJ銀行は支店やATMが全国にあり、オトクにATMの利用が可能です。
また、提携金融機関も多く、時間帯は本店・支店ATMよりは短いですが、8:45~18:00まで無料で入出金ができます。
提携金融機関によっては、入金ができない所もあるため注意が必要です。
提携金融機関が以下をチェックしてくださいね♪
<ATM入出金手数料8:45~18:00まで無料> | |
三菱UFJ信託銀行 | 中京銀行 |
徳島銀行 | 香川銀行 |
大正銀行 | イオン銀行 |
<ATM出金手数料8:45~18:00まで無料、預入は不可> | |
十六銀行 | 愛知銀行 |
名古屋銀行 | 百五銀行 |
JAバンク |
セブン銀行デビットカード

セブンイレブンやイトーヨーカドーを運営するセブン&アイホールディングスの傘下銀行「セブン銀行」が発行しているのがセブン銀行デビット付きキャッシュカードです。
年会費 | 永年無料 |
ブランド | JCB |
還元率 | 0.5 |
付帯サービス | 不正利用補償 |
ネット銀行であるため、本店や支店といった窓口を持たず、傘下のコンビニエンスストア、セブンイレブンに設置してあるATMと、インターネットを使ったサービスを展開しています。
ほぼ全ての金融機関と提携しており、手数料は発生しますが対応していない銀行はほぼありません。
手数料を一覧表にしました。
ATM/金融期間
【コンビニエンスストア】
※E-net
入金手数料(預入手数料) | 利用不可 |
出金手数料(引出手数料) |
|
【本店・支店】
※セブンイレブン設置ATM
入金手数料(預入手数料) | 無料 |
出金手数料(引出手数料) |
|
【ゆうちょ銀行】
入金手数料(預入手数料) | 110円~220円(税込) |
出金手数料(引出手数料) | 110円~220円(税込) |
【メガバンク】
入金手数料(預入手数料) | 110円~220円(税込) |
出金手数料(引出手数料) | 110円~220円(税込) |
地方銀行などでもメガバンク同様の手数料ですが、銀行によって無料時間帯が異なる場合があります。
楽天銀行デビットカード

大手インターネット通販会社楽天グループ傘下の楽天銀行が発行しているデビットカードが楽天銀行デビットカードです。
国際ブランドJCBと、VISAのグレード違い3種の全4種類があります。
年会費 |
|
ブランド | VISA・JCB |
還元率 | 1.0〜2.0% |
付帯サービス | 有り |
付帯サービスの補償内容
【楽天銀行ゴールドデビットカード】
・旅行傷害保険(国内・海外)
・ショッピング保険
・Visaゴールド優待
【楽天銀行シルバーデビットカード】
・ショッピング保険
・Visaゴールド優待
【楽天銀行ベーシックデビット・楽天銀行デビットカード(JCB)】
不正利用補償
ポイント還元率は脅威の最大15.0%になるカードですが、ATM手数料は入金、出金のどちらでも必ず発生します。
ただし、3万円以上の入金は何回でも無料です。3万円未満の取引に対して手数料が発生します。
提携金融機関によって手数料が異なる場合があるので注意してください。
主な提携金融機関でのATM手数料をまとめました。
ATM/金融機関 | 入金手数料 | 出金手数料 |
セブン銀行 イオン銀行 ステーションATM パッとさっと |
220円(税込) ※3万円以上の入金無料 |
220円(税込) |
E-net ローソンATM 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 ゆうちょ銀行 |
275円(税込) ※3万円以上の入金無料 |
275円(税込) |
楽天銀行は、取引の内容によってATM手数料が無料になるハッピープログラムをおこなっています。
ハッピープログラムを利用すると、最大で月7回までATM手数料が無料になります。
ハッピープログラムの詳細は以下です。
ステージ名 | 条件 | ATM手数料 | 他行振込手数料 | 還元率 |
スーパーVIP | 残高300万円以上or取引30件以上 | 7回無料 | 3回無料 | 3.0% |
VIP | 残高100万円以上or取引20件以上 | 5回無料 | 3回無料 | 3.0% |
プレミアム | 残高50万円以上or取引件数10件以上 | 2回無料 | 2回無料 | 2.0% |
アドバンスト | 残高10万円以上or取引5件以上 | 1回無料 | 1回無料 | 1.0% |
ベーシック | なし | なし | なし | 1.0% |
残高や取引件数によって、ステージがアップダウンします。
ステージは1ヶ月間で判定され、適用は次の月からになります。
毎月判定のため、利用頻度少ないと、スーパーVIPからアドバンストという3ステージダウンも起こりますので注意してくださいね。
住信SBIネット銀行デビットカード

三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資して生まれた「新たな形態の銀行」が、住信SBIネット銀行です。
その住信SBIネット銀行から発行されているのが、住信SBIネット銀行デビット付キャッシュカードです。
年会費 | 永年無料 |
ブランド | VISA |
還元率 | 0.6% |
付帯サービス | 不正利用補償 |
住信SBIネット銀行は、他のネット銀行同様に本店や支店といった窓口業務をおこなっている店舗がありません。
手続きなどはインターネットとコンビニなどで使えるATMでおこないます。
住信SBIネット銀行口座から現金を引き出す場合、コンビニATMとゆうちょ銀行ATMが利用できます。
それぞれの手数料は一律で入金無料出金110円(税込)です。
ATM/金融機関
【コンビニエンスストア】
※E-net、セブン銀行、イオン銀行、ローソン銀行
入金手数料(預入手数料) | 無料 |
出金手数料(引出手数料) | 無料回数以降110円(税込) |
【ゆうちょ銀行】
入金手数料(預入手数料) | 無料 |
出金手数料(引出手数料) | 無料回数以降110円(税込) |
無料回数は合計で月2回~15回までです。
ソニー銀行デビットカード

ソニー銀行は、大手電機メーカーをメインにしているソニーグループと、メガバンクである三井住友銀行などの合同出資で生まれました。
そのソニー銀行が発行しているデビットカードが「SonyBankWALLET」です!
年会費 | 永年無料 |
ブランド | VISA |
還元率 | 0.5〜2.0% |
付帯サービス | 不正利用補償・ショッピング保険 |
ソニー銀行口座から現金を引き出すことができるのは、コンビニATMと、ゆうちょ銀行ATM、メガバンク三菱UFJ銀行と三井住友銀行のATMです。
ATM/金融機関
【コンビニエンスストアATM】
※E-net、セブン銀行、イオン銀行、ローソン銀行
入金手数料(預入手数料) | 無料 |
出金手数料(引出手数料) | 無料回数以降110円(税込) |
【ゆうちょ銀行】
入金手数料(預入手数料) | 無料 |
出金手数料(引出手数料) | 無料回数以降110円(税込) |
【三菱UFJ銀行・三井住友銀行】
入金手数料(預入手数料) | 無料 |
出金手数料(引出手数料) | 無料回数以降110円(税込) |
ジャパンネット銀行デビットカード

ネット銀行であるジャパンネット銀行から発行されているのが「JNB VISAデビットベーシックカード」と、「JNB VISAデビットファミマTカード」の2種類です。
どちらもキャッシュカードと一体型のデビットカードです。
年会費 | 永年無料 |
ブランド | VISA |
還元率 | 0.2% |
付帯サービス | 不正利用補償 |
ジャパンネット銀行のATM手数料は毎月1回入出金が無料です。
無料回数以降は、3万円以上の取引(入出金)は完全無料、3万円未満の取引は165円~330円(税込)の手数料がかかります。
提携しているATMは、コンビニATMとゆうちょ銀行です。
ATM/金融機関
【コンビニエンスストアATM】
入金手数料(預入手数料) | 無料回数以降3万円以上は無料 3万円以下は150円(税別) |
出金手数料(引出手数料) |
【ゆうちょ銀行】
入金手数料(預入手数料) | 無料回数以降3万円以上は無料 3万円以下は330円(税込) |
出金手数料(引出手数料) |
入出金は3万円以上であれば無料になりますが、3万円以下の場合の手数料は、他の金融機関から見ても少々割高です。
スルガ銀行「HISワールドキャビットVisaデビット」

日本で初めてVISAデビットカードを発行したのがスルガ銀行です。
デビットカードのパイオニアであるスルガ銀行が新しく発行したデビットカードが、旅行会社H.I.Sと提携して誕生した「スルガ銀行HISワールドキャビット」です。
年会費 | 永年無料 |
ブランド | VISA |
還元率 | 0.2% |
付帯サービス | 不正利用補償 |
ATM手数料は本店支店&コンビニATM、提携金融機関、メガバンクでそれぞれ異なります。
ATM/金融機関
【本店支店&コンビニエンスストアATM】
※E-net、セブン銀行、イオン銀行、タウンネットワークサービス、ゆうちょ銀行、提携金融機関
入金手数料(預入手数料) | いつでも無料 |
出金手数料(引出手数料) | 平日7:00~18:00:無料 土曜9:00~14:00:無料 ※時間外は110円(税込) |
【メガバンク】
※みずほ銀行、三井住友銀行、横浜銀行
入金手数料(預入手数料) |
※23:00~翌8:00は利用不可 |
出金手数料(引出手数料) |
ATM手数料の安さを重視するなら「三菱UFJ銀行デビットカード」が最強!
ここまでは、各デビットカードのATM利用手数料について比較してきました。
デビットカードごとのATM手数料については理解が深まりましたでしょうか?
上記で紹介したカードの中で、ATM手数料を節約するためにもっともおすすめのデビットカードは「三菱UFJ銀行デビットカード」です。

年会費 | 初年度無料(翌年から1,100円・税込) |
ブランド | VISA・JCB |
還元率 | 自動キャッシュバック還元(0.2%) |
ATM手数料 | 三菱UFJ銀行:土日平日(祝)8:45〜21:00まで無料 |
7つのデビットカードを比較してきましたが、一番ATM手数料を安く済ませられるのは、三菱UFJ銀行デビットカードです。
ATMの設置台数の多さや、無料の時間帯の長さは、全銀行の中でもトップクラスです。
三菱UFJ銀行デビットカードは、国際ブランドであるVISAとJCBの2種類からチョイスすることができ、ライフスタイルに合わせた使い方ができます。
また、三菱UFJ銀行デビットカードなら、毎月の支払額に応じて自動キャッシュバックサービスがついています♪
ポイントサービスは、ポイントをいちいち景品に交換したり、別のポイントに交換したりと手間がかかります・・・。
ただ、キャッシュバックサービスなら、毎月何もしなくても自動的にあなたの口座にキャッシュバック分の現金が入金されます。
手間も掛からないので楽チンですよ♪
三菱UFJデビットカードは、デビット機能のみが付いた「単体型」です。
ATMを利用するためにはデビットカードとは別のキャッシュカードが必要になります。
カードが2枚になってしまうデメリットはありますが、現金がオトクに引き出せるのであれば、十分カバーできますね♪
まとめ【ATM手数料の安いデビットカードで節約をしよう!】
デビットカードとATM手数料について解説してきました。
これまでの内容をおさらいしていきます。
ATM手数料がデビットカードを選ぶ上で重要な理由は、次のとおりです。
- 月に3~4回ATMを利用した場合、年間で10,000円ほどのムダなコストがかかってしまうから
- ATMの使用頻度を考えると、ATM手数料の合計額は高額になりやすいから
- ポイント&キャッシュバック還元率<ATM手数料
- ATM手数料を稼ぐためのポイント&キャッシュバックにしないためにはATM手数料そのものを安くする
- ネット銀行で入出金の両方に手数料が発生するのは楽天銀行デビットカードのみ
- ネット銀行以外の銀行は本店支店ATM手数料がほぼ無料
「三菱UFJデビットカード」という結果になりました。
どれだけポイント還元率やキャッシュバック還元率が高くでも、ATM手数料で±0もしくは、マイナスになってしまっては、なんの意味もありません。
ATM手数料を安くするためのポイント&キャッシュバック還元ではありません。
ポイントやキャッシュバックを特典として有効活用できるデビットカードが、最強のデビットカードということを覚えておいてくださいね♪

